赤毛のアンのプリンス・エドワード島紀行 (楽学ブックス)

著者 :
  • ジェイティビィパブリッシング
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784533089770

感想・レビュー・書評

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  • 「シリーズ全巻の読みどころ」の解説って良いですね。。。

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    「本書は、プリンス・エドワード島内の『赤毛のアン』や作者モンゴメリ関連の施設、作中に登場する植物などを紹介するエッセイ集です。
    現地で撮影したカラー写真300点以上を収載。グリーン・ゲイブルズをはじめ『赤毛のアン』の舞台めぐり、モンゴメリが暮らした土地案内、島の名物料理やお勧めの宿など旅の楽しみ、アン・シリーズの題辞(冒頭の英詩)と献辞を紹介するシリーズ全巻の読みどころ解説など、充実した内容です。
    各施設の問合せ先や所在地をはじめ、島への移動手段、カナダ観光にあたっての基礎知識など、観光情報も掲載しておりますので、ガイドとしても活用いただける1冊です。」

  • 集英社文庫版赤毛のアンの訳者、松本侑子さんによるプリンス・エドワード島のガイドブック。実は赤毛のアンは、新潮文庫版を途中まで読んで挫折した為、いがらしゆみこさんがコミカライズされたものを読んだ程度の知識しかない。それでも美しい写真と分かりやすい解説で、アン初心者の私でも楽しめた。非常に乙女心をくすぐられる本。

  • プリンス・エドワード島、いつかいってみたい。
    実際に行くことになった時に、再度これを読めば、アンの関係地はばっちりです。
    赤毛のアンを読んで、想像していた通り、この島の自然は素晴らしい。
    おばけの森を私は歩いてみたい。

    アンの全巻を簡潔に紹介しているのも、面白かった。
    高校生の頃に全巻読んだけど、また読みたくなりました。
    でも、私的に衝撃だったのは、作者モンゴメリが鬱病で睡眠薬を飲み過ぎて亡くなっていたということ。
    「ブライス家は語られている」アンの40〜60代が描かれ、第一次世界大戦、第二次世界大戦間際までが描かれている。
    それが、モンゴメリの最後の著書。
    1942年に亡くなったモンゴメリ。
    最後の作品は、彼女自身の言葉そのものなのかもしれないなと、思いました。
    やはり、再読しよう。

  • プリンスエドワード島の簡単な地図及び縁の場所の写真など多数掲載。プリンスエドワード島を訪れる際、この本で予習していれば、見どころをチェックできます。また、また、行った事のある人は、この本により思い出が甦るでしょう。
    後半では、アンが愛したプリンスエドワード島の四季の花が写真付きで解説されています。それぞれの植物が登場する場面が抜粋されているので、写真を見ながらその場面の情景を想うことが出来ます。
    アンシリーズ全巻紹介では、それぞれの巻の冒頭の題辞が記されています。

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著者プロフィール

島根県出雲市生まれ、筑波大学卒。『巨食症の明けない夜明け』(集英社)ですばる文学賞、評伝小説『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』(光文社文庫)で新田次郎文学賞。著作はイタリア、中国、韓国で翻訳出版される。『赤毛のアン』シリーズ(文春文庫)の日本初の全文訳を手がけ、作中の英米詩、シェイクスピア劇、聖書など数百項目を訳註で解説。金子みすゞの弟で脚本家の上山雅輔の日記と回想録を読解して小説『みすゞと雅輔』(新潮文庫)を発表。著書に幕末小説『島燃ゆ 隠岐騒動』(光文社文庫)、『英語で楽しむ赤毛のアン』(ジャパンタイムズ)など。趣味は編み物、洋裁、「すてきにハンドメイド」鑑賞。

「2021年 『金子みすゞ詩集 2022年1月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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