- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534032508
作品紹介・あらすじ
本書は、システム屋と業務屋の双方にデータモデリングの技術を学んでもらうための実用書です。そのために本書は、コンピュータの知識がなくても、また業務知識がなくても理解できるようになっています。第1部ではデータモデリングの文法や背景が解説されます。データベースの役割から始めて、データモデリング技術の理論やテクニックが説明されています。第2部は「データモデルの用例集」になっています。6つの業務分野ごとに、データモデルが「単純だけど硬直的」なものから「複雑だけど柔軟」なものへ発展する過程が示されます。
感想・レビュー・書評
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業務システムをいかにモデリングするかを実例を踏まえて解説した本。
ただしこの本のいうデータモデルは、データベースのテーブルではなくドメイン駆動開発のドメインモデルでもない。あくまでも、業務システムを解釈するためのモデル。そのためモデリングの本としては珍しく正規化崩しをしない前提になっている。
ときどき正規化が徹底されていない(データベースでいうところのnullが含まれるカラムなど)モデルが出てくるのが気になった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
良本。
業務フローを用いて業務の解説から入る。実際の設計時に参考になりそうなモデリングが多く登場し、とても勉強になった!
生産管理版をこれから読み進めます。 -
会社の業務システム構築のために実際に業務を行っている人(業務屋)とシステムを設計・構築する人(システム屋)の共通言語としてのデータモデリング。
システム屋より業務屋に知識習得の負荷があるような気もするが、この程度の知識が最低限必要とも思う。 -
ダラダラとした説明で何を伝えたいのかイマイチ理解できなかった。
本書で採用されているER図も独自のものなのかわからないが、
一般的なER図より見づらく感じた。
おそらく著者が作成したER図作成ツールの表記法?なのだろうか。
私がDFDに慣れてないせいなのかもしれないが、
本書に出てくる業務のDFDは、
わかりづらくて理解するのに毎回時間がかかっていた気がする。
また、各業務知識を持っている前提で話が進められるため、
ある程度は業務知識をつけておかないと基本的に置いてけぼりになってしまう。
(たまに難しい用語や略称の説明がある程度)
本書は、業務知識が豊富だけどデータモデリングしたことない人向けの
データモデリング入門書ってところでしょうか。 -
図がとてもわかりやすいです。
データモデリングの本はやはり図がわかりやすくないといけないですね。 -
いま、不思議とこのへんの論議が無い。
いわゆるSEは何処へ行ったのだろう?
ERPをあてはめるだけの業務破壊があちこちで行われている。
システム屋って本来はこういう人のことだったのに。
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2009/9借りる
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データベース設計
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設計業務を行うだけではなかなか身につけられないデータベース設計を理解できると思います。例も多く非常に分かりやすいです。