人材いらずの営業戦略

  • 日本実業出版社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534040770

作品紹介・あらすじ

人材はなくても会社を伸ばす方法はあります。千社を超える大企業、中小企業で効果を発揮した秘策を大公開。

感想・レビュー・書評

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    人材いらずの営業戦略
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  • 日本企業の営業現場には不合理なことがまだたくさん残されているが、プロセスマネジメントを導入することで、スター社員や精神主義に頼ることなく、合理的に業績を高めることが可能になる。人材いらずの営業組織を作るためには、①自社の強みとターゲットを再認識する、②売れる仕組みを「適所→適材」の順で設計する、③情報を管理する、の3つの手順を経る。そしてあくなきカイゼンを通して精度を高めていく。

  • 創業者らしいマネージャー重視のマネジメント方法がまとめられた一冊。
    マネージャーが万能な人でないとダメだ、という論調だが、このあたりは人材獲得が難しいベンチャー経験から来ることだろう。
    プロセスをちゃんと決めてその通りにやれば売上が低くても評価する、という考えは、マネージャーの責任を明確にしていて、面白い。
    この本は、営業という切り口で書かれているが、プロセスマネジメント自体は汎用的に応用が効く。
    リーダー必読の書といえるかもしれない。

  • 営業活動を仕組み化し、属人的な営業をプロセス置き換え、それを管理する。適所適材という考え方で分業体制を敷き組織力で売る。ポイントはナレッジの共有。この組織体制が組めれば、中小企業は飛躍的に成果を上げるのではないか。

  • その衝撃的なタイトルが気になって読んでみた。

    企業にとっての資源は一般的にヒト・モノ・カネと言われ、
    最近では情報も挙げられる。

    本書の内容は、人的資源が全く不要になるという話ではなく、
    人のスキルの高低や経験の有無が大きなウェイトを占めないよう
    組織や仕組みをどう構築していくべきなのか?
    営業戦略を進めていくか?という内容である。

    著者は自身の経験を踏まえて、
    その解をプロセスマネジメントを挙げている。

    いろいろと記述されており、ベンチャーを起業した
    著者の経験に基づくものであり、納得感は高いが、
    私なりに感じたポイントは、情報とマネジメント。

    ここで矛盾も感じるが、マネージャーによるマネジメントの
    重要性を説いている。


    業務の属人化は、どこの起業も抱える問題だと思う。
    本書は知識創造の観点から、暗黙知を形式知にするための
    仕組みを提案している本でもある。

    企業によって事情は異なるので、
    全てが使えるフレームではないとも思うが、
    組織・仕組み作りの際の重要性がよく分かる内容であった。

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