ビジネスマンの常識 神社のしくみと慣習・作法

著者 :
  • 日本実業出版社
3.00
  • (0)
  • (1)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 15
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534043115

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  日本の神は本来、天地自然に存在する不可視の心霊であり、祭祀に応じて来臨した。そのように常駐しない、神を招き寄せる媒体が依代であり、神霊が鎮座するところが岩座(いわくら)や神籬(ひもろぎ)。
     社(屋代)=祭祀施設だが神の住居を意味しない。対して宮(御屋)=神が居住する。
     祓(修祓 しゅばつ):浄化の儀式。大麻(榊の白木に紙垂を付けたもの)を神官が左右に振ることで穢れが大麻に移る。ちなみに、ハタキの形状は大麻に似ている。
     産土神は土地の神。そこで誕生した人を生涯守護する。対して鎮守神は、他所から勧請された神を指す。
     鈴は邪霊を祓うアイテム。
     賽銭:参拝者の罪穢を賽銭に移し、穢を除去する。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1939年、石川県生まれ。神道学者。神道学博士。國學院大學文学部日本文学科を卒業。同大学院文学研究科神道学専攻博士課程を修了。1971年から74年までポルトガル共和国のコインブラ大学へ留学。帰国後、國學院大學講師、助教授を経て教授となる。1992年、「国内神名帳の研究」により國學院大學から神道学博士の称号を授与。定年退職後は「日本の神道文化研究会」を主宰。『神社の由来がわかる小事典』(PHP新書)、『図説 神道』(河出書房新社)ほか著書多数。

「2023年 『古事記に秘められた聖地・神社の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三橋健の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×