ブライアン・トレーシーの話し方入門

  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534044129

感想・レビュー・書評

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  • 本書は、私が接客販売の仕事をしていたとき、
    商品知識のセールス・トークを学びたく手に取りました。
    アメリカで著名なコンサルタント、講演家であるブライアン・トレーシーによる、
    優れた話し方を習得するための教本です。

    あらゆる会話は、ある意味でセールス・プレゼンテーションである。と、著者は述べています。
    日常会話のちょっとしたコツから、スピーチ、プレゼン、準備とプラン、
    会議での発言、パワフルな声の磨き方、緊張のほぐし方まで、話し方について網羅されている内容です。
    四十六カ国で四千回を超えるプレゼンを行い、五百万人を超える人々に話をしてきた
    著者による説明は説得力が強いです。

    仕事やプライベートでのコミュニケーションを円滑にとるために本書を手に取り、
    講演のプロによる“魂をゆさぶる話術”を学んでみてはいかがでしょうか。

  • 話し方は、練習と前準備をしっかりすることで上手くなれる。
    自分のスピーチが上手くできると自己暗示をすることも大事。
    会議でも誰もが賛成する話題から初めてポジティブな話題を提供する。
    話し方自体は、ゆっくり、間をとること。
    感じが良い人としてふるまうことが相手に自分の意見を受け入れやすくします。そのためには、①相手を受け入れること②感謝すること③ほめること④質問すること⑤気を配ること⑥一致点をみつけること

  • 大会場での講師やプレゼンを想定したアドバイスが多く、場合によっては参考にならない章もある。例えば講演前の準備の大切さが説かれるが、会場のマイク照明温調を点検しておく、早めに会場入りし椅子の並びの確認、聴衆の所得家族構成学歴を調べておくなど。全体としては帰納的にみせかけてまとまりが分かりにくく読みづらい。ゆっくり話す、何度も練習するなどよくあるアドバイス。唯一、スライドを見えにくくしても発表者の顔が見えるように明るくするという指摘は初見だった。

  • ◆読書目的:スムーズにあがらず論理的に話す具体的な方法をみつける

    ◆評価点:70点

    ◆ポイント&キーワード

    ◆腰帯:トップ1%に入る人はこう話す!

    http://bali-navi.sakura.ne.jp/32/2009/03/

  • 引き続きブライアン・トレーシー祭り

    大人数相手のスピーチ向け

    <準備>
    ・相手の理解度・関心
    ・内容のポイント、その根拠

    <コントロール>
    ・自分が何を伝えたいか、なぜ伝えたいかを認識
     ⇒恐怖心をコントロール出来る

    <テクニック>
    ・間 相手の理解を待つ 続けざまに同じ説明をせずに待つ

  • プロ講演家、コンサルタントとしての成功を収めている筆者ならではのエッセンスが詰まった本。話すことに入念に準備するだけで、話を聴いてくれる人の印象が驚くほど変わってくるということがよくわかる内容。

  • 昨今のビジネス書にありがちなタイトルと内容が乖離しているということはなく、その意味で「タイトルに書かれている以上のことも以下のことも無い」本。
    つまり、商売相手と話すことがメインとなる職種の人にとっては、入社してから数か月の新人研修と、配属されてから2年ぐらいの実践の中で、この本に書かれている内容は嫌というほど体験し、習得するチャンスがあるということ。社会に出る前にそうした内容を知っておきたいという人ならば、読むメリットはあるでしょう。それ以外の人は、たぶんもうこの本の内容は理解できてるはず。

    ま、自分がビジネスパーソンとしてこの本に書かれている課題をクリアできており、必要とされているスキルを身に着けることができているかどうかは、また別の話だけどね。

  • アソシエ 今読むべき本から
    表現力を高める

  • 話し方もスキルがある。
    4つのD(日本語で願望・決心・訓練・決意)があれば、話し方は上手になる。

  • ◆「プレゼンで」「スピーチで」「会議で」、トップ1%に入る人はこう話す!

    ◇上手に説得力がある話し方ができれば、それだけ自分を好きになれる。自分が好きであればあるほど、楽観的になり、自信も持てる。人付き合いにも積極的になれるし、魅力的になれる。健康的にもなれ、楽しくもなれ、何事にも積極的になれる。

    ◇優れた話し手になるための4つのD
    ・願望…上手に話したいという強い、燃えるような願望
    ・決心…あらゆる努力をし、障害を乗り越え、優秀になるのに必要なことは何でもしよう
    ・訓練…公園やプレゼンテーションのプランを立て、しっかり準備をし、実行する
    ・決意…障害や困難をものともせず、がんばってやり抜く

    ◇話すことに限らず、どんなことでも、上達するには自分の安全地帯から出て、安全でない場所に入らねばならない。もっと有能になりたいなら、自分を未熟で無様に感じる時期も通らねばならない。

    ◇人前でスピーチする目的ないし目標は、「その言葉なくしては生じなかったであろう行動を起こさせる」ことだ。

    ◇短いスピーチの構成
    ・これから何を話すかを告げる
    ・冒頭で予告したことを話す。論点は一つから三つにする。
    ・話してきたことのまとめ

    ◇あなたが話をする前にすべき重要なことは、結末から考えることである。どのような結末にするか決めるのだ。

    ◇最初に自分の主張を述べる。それから、そう考えるにいたった理由、具体例による検証、最後にもう一度、主張を繰り返す。

    ◇あなたの意見に対してどんな異論、反論が出ても、友好的な態度で礼儀正しく受け止めよう。

    ◇三語話法
    ・人間の脳は3つの言葉を使って表現されると、強烈な印象を受ける。

    ◇もっとゆっくり話せば、あなたの声はもっと力強く重みのあるものになる。聞き手はあなたの話を理解し、良く考えることができる。あなたは自信に満ちて見え、言葉はさらに重みを持つ。影響力のある人は皆、ゆっくり話し、明瞭に発音し、自信を持って意見を述べる。大きな声で自信に満ちた話し方は、力強く、聞き手の心を揺さぶる。

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著者プロフィール

ブライアン・トレーシー
プロのスピーカー、トレーナー、コンサルタントであり、カリフォルニア州に本拠を置くブライアン・トレーシー・インターナショナルの会長。彼自身、自力で道を拓いた億万長者である。20代半ばでセールスマンになり、ビジネス界でその才能を発揮。自分なりのアイデア、方法、テクニックを生かし大開発会社のCOO(最高執行責任者)にまで昇りつめる。30代でアルバータ大学で商業の学士を得、その後アンドリュー・ジャクソン大学で経営管理学の修士を取得した。22の会社と業界で働いた経験をもとに、1981年、全米各地で、講演やセミナーを通して成功の原則を教えるようになった。プロのスピーカーとなって以来、45カ国の400万を超える人々に自らのアイデアを提供してきた。コンサルタントやトレーナーを務めた組織は1000以上になる。
ベストセラー作家として、著書に『カエルを食べてしまえ! 新版』(三笠書房>)、『「夢のリスト」で思いどおりの未来をつくる!』(ダイヤモンド社)、『フォーカル・ポイント』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)ほか多数。

「2020年 『カエルにキスをしろ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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