ガンダムが教えてくれたこと

著者 :
  • 日本実業出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534048080

感想・レビュー・書評

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  • ガンダムの物語を元にしてるので、読みやすい。
    ガンダム見てた人なら尚良いと思います。

  • ガンダムには人を成長させるヒントがある。たしかに、あれほど若者が急に極限の現場に放り込まれて成長していくストーリーは他ではありえない。違う観点でまた楽しめるのかもしれない。

  • ちょっと古い本ですが、ガンダムを知っている者には結構面白く読めます。こじつけのようにも思いますが、ビジネスの世界では実際ありそうな上司や組織について描かれています。

    ガンダムがこのようなことを意識して作られたアニメとは思えないけど、こうした光の当て方をするとそう見えるのかと感心しました。アムロ&ガンダムとシャアの戦いは、シャアが、ガンダムと言うセーフティ機構に守られているアムロに対してが実践訓練をしたようなもの、で、アムロはエースの成長したと。なるほどねえ。

    シャアの英雄の失敗学、ジオンの失敗上司、最強チームのまとめる条件など、普通に解説される本よりもガンダムに絡めて楽しく読めました。

  • B.B.M.
    No Library

  • 【由来】
    ・HG図書館で目に付いた

    【期待したもの】


    【要約】


    【ノート】


    【目次】

  • ガンダムとビジネスの共通点を探る一冊!ガンダム好きならすっと入ってくること間違いなし!

  • アムロのくだり
    よくわかる気がします。
    新採で入った時職場にあるアイテムだけで仕事せず、ボーナス突っ込んで最新のノートパソコンを手に入れたことで飛躍的に仕事力が上がった気がします。
    アムロも戦闘の素人やったけどガンダムに乗って高い成果を求められることで成長しました。
    僕も次の年やりたい仕事を何個か伝えてそのうちどれかできたら良いかなと思ってたら全部やらせてもらえる⁉︎ことになりました。
    高性能のアイテムと高い成果を求められるプレッシャーを与えられたら人は促成栽培されるのかもしれません。
    この本を読んで2年目になる時に「もう構ったられへんから」と言われたのを思い出しました(笑)

  • ファーストガンダムを通じて、リーダー、マネージャーについて考える本。

    もう一度、ガンダムを見直したくなる。

  • ガンダム世代のコンサルタントによる
    「ファーストガンダム」からビジネスの学びを
    引き出してまとめたライトなビジネス書。

    アニメのシーンを満載した表紙からすると、
    適当な話が多いのかな、など思ってしまうのだが(すいません)
    中身は皮相的な話に留まらず、
    刺激的で面白い切り口が随所にちりばめられている。

    一番なるほどと思ったのは4章(Side 4)の
    「赤い彗星のジレンマ」の話。
    なぜジオン軍で傑出した戦功を挙げていたシャアが、
    ホワイトベースとガンダム相手には失敗を繰り返し、
    最愛の女性まで失うような事態を招いていったのかを、
    「過去の成功体験への固執と現状への適応失敗」という視座で切っていく。

    シャアの場合、アムロのライバルという「兵士」(=プレーヤー)としても、
    ブライトとの対比という「指揮官」(=マネジャー)としても、
    どっちの面でも、それぞれのホワイトベース隊に劣っていたという
    遠慮ない書きぶりが面白い(笑)。
    逆にいうと、プレイヤーとマネジャーをしっかり分業し、感情的反目を
    乗り越えながら、最終目的(=ビジネスの目的)まで進めたから
    ホワイトベース隊は「生き延びること」ができたのかもな、と思う。

    シャアは「学習」ができなかったことが敗因であると著者は言う。
    というのも、p.131で、人は何事においても「学習期間」と、その実りを得る「実践期間」が
    ある、と述べ、困難に直面したときには「実践期間が終わり、学習期間が来た」と
    捉えることが重要ではないか、とまとめている。
    これは、シンプルで説得力ある構造説明だ。

    もちろん、学習と実践が同時に起こるようなことだって多いから、すべて
    このように、割り切れるものではないけれど、
    しかし実践面で「通じない」ことがあったときには、なぜ通じないかを検討することが
    必要だというのは、ビジネスに限らず、スポーツでもほかの競争でも同じこと。
    その結果、現状のアプローチでも量的な変更で対処できるレベルの問題なのか、
    学びを得て再構築しないと通じないレベルの問題なのかを、適切に見抜くことが重要だ。

    シャアは、ホワイトベースとガンダム、アムロとブライトという脅威に自分のやり方が
    通じなかったときに、敗因分析を正しくできなかったこと、学びに繋げられなかったのだ。

    ただ、本書が面白いのは、最後p.210のおわりに、の中で
    「1年戦争で失敗ばかりのシャアは、Zガンダムのグリプス戦役では有能な
     プレイングマネジャーになり、1年戦争で活躍したアムロは過去に捕われ飛べなくなっていた」
    ことを取り上げ、
    人の適応する、学ぶ能力は、環境や考え方で柔軟に変わりうるものだと示していることだ。

    昨今、企業の寿命、コア事業の寿命はどんどん短くなっているように感じられるが、
    少なくとも事業や企業はなくなっても、人は社会の中で生きていかないといけない。
    いかに学べるか、変われるか、が生き方を分けるポイントに思えた。

    //////////////////
    ガンダムが教えてくれたこと 一年戦争に学ぶ“勝ち残る組織”のつくり方 [単行本(ソフトカバー)]
    鈴木 博毅 (著)

    (レビューは
     http://evolution.edoblog.net/
     に投稿のもの)

  • ガンダムをネタにしてビジネスに関することを解説した本です。ガンダムファンとしては楽しく読める本ですが、ガンダムでなかったら・・・という本です。
    各章立ての最後にオススメ本があるので、それはGOOD。
    まあ、普段本を読まないけど、読書の習慣をつけたいガンダムファンに対してはとっかかりとしてよいと思います。

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著者プロフィール

MPS Consulting代表
慶應義塾大学総合政策学部卒業後、商社にて資源輸入業務に従事。その後、コンサルティング会社に勤務し、独立。現在は、コンサルティング業務のほか、戦略論に関する著作も執筆。

「2022年 『戦略は歴史から学べ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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