- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534048622
感想・レビュー・書評
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公認会計士の仕事について知ろうと思ったら、思いがけず仕事論に触れた。これはこれで参考になる。
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公認会計士の、受験から合格、就職、そして独立からその先までさらりと網羅的に理解することができる本である。
会計士受験生や監査法人勤務者にとっては、「ふむふむ」「あるある」と頷く場面も多々。簿記をかじっただけの方、簿記入門者には少し漠然とした内容に捉えられるかもしれない。
公認会計士志望者はこれを読んでおけば、後々、「なるほどね」と頷くことは間違いない。 -
公認会計士を目指す者として、何のための会計士なのかを教えてくれる一冊でした。
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会計士の仕事がわかるっていうよりは、その仕事上の性質がわかるって感じかな。会計士としての成功事例の紹介がされている書籍だと思って読めば良書。
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会計を全くわからない人間にもとてもわかり易く書かれていました。
独立前の話(会計士を目指した経緯、資格へ向けての勉強法、監査法人に入ってからの仕事の考え方)などがとても勉強になりました。 -
独立開業を目指す会計士の指南書として比較的面白く読めました。武田先生と平林先生はともにタイプが正反対と言っていますが、どちらも3年程度の短期間で監査法人を退職し、会計士のキャリアを生かしてコンサルタントとして成功しています。監査を続けているつもらから見るとどちらも同系統に見えました。中小企業の税務をやったり監査法人のパートをやったりして食いつないでいる典型的独立会計士とは一味違うなと感心しました。武田先生は監査法人でのキャリアも重要だったでしょうが、その後の事業会社での経験で大きく能力を伸ばせたのかなと感じます。武田先生は事業会社を退職後、自ら代表となり会社を興していますが、自分勝手な行動により部下から反感を買い、その会社から三行半を突き付けられ、自主退職。ちょっと自分には想像もつかないことなので理解できませんが、よほど強烈な個性の持ち主なのでしょう。だからこそ独立会計士として成功できたのかもしれません。つもらには真似できません。
P194
自分が取りたい報酬は自分のバリューに収束すると思うのです。短期的には多少のブレはあるかもしれませんが、1000万円のバリューがある人は、いずれ年収1000万円になるでしょうし、3000万円のバリューのある人は年収3000万円になると思います。目先の報酬をどうしょうとか、独立してからの年収はどうなるだろうかと気にする前に、自分がいくらのバリューがあるのかを見極めたほうがよいでしょうし、自分のバリューを常に高める努力をすべきだと思います。
P197 上司に仕事をさせない。
私、武田が監査をやりながら心がけていたことは、「上司に仕事をさせない」ことです。具体的には、上司の仕事を奪いとって、上司に現場から早く帰ってもらうことです。~先輩や上司の仕事をすることで、自分の仕事の幅は広がります。「枝」や「葉」の部分の仕事ではなく、「森」を見る仕事になるので、若くして全体を俯瞰できるようになるのです。 -
会計士受験生よりも監査法人で勤務しているJ1、J2の方向けの本。
決算で忙殺されると何のために働いているのか分からなくなるけど、この本を読むと、会計士を目指した時の原点に立ち戻ることができ不思議とやる気が出ました。
さらっと読めるし、なかなかの良著。 -
監査法人の就職活動や入社後のキャリアプランについて考えるにあたって購入。
優秀な人の「思考プロセス」が、今後について覚悟を決める上で、また、今後働くうえでの心構えの参考になった。
へこたれそうになった時に読みなおして気合いを入れたい一冊。