「うまく」「はやく」書ける文章術

著者 :
  • 日本実業出版社
3.82
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本棚登録 : 488
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534053756

感想・レビュー・書評

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  • 文章術の大家、山口拓朗さんの著書。
     
    この本では、書く前の準備に重点が置かれています。
     
    文章の出来は書く前の準備で8割決まってしまいます。
     
    それだけ準備をしっかりやる必要があるのですが、プロと違って素人はそこを疎かにしてしまい、いきなり書き始めてしまいます。
     
    準備をしっかりすることで文章の質を上げる、やまたくさんの文章ノウハウを惜しげもなく披露してくれている本書、作家やブロガーだけでなく、論文やレポート等普段文章を書くことがある人全員に読んでほしい本です。

  • 文章術だけでなく、文章を書く前の情報収集の仕方にも重点を置いて書いた本です。
    ブログのような記事を書く方だけでなく、企画やSNS運用などをされている方にとっても、情報収集に関してなどは勉強になると思います。

    また「文章は読み手に貢献すること」という文章への向き合い方から教えてくれるので、文章をすでに頻繁に書いている人にとっても改めて大事なことを再認識できる内容になっています。

    「何を書けばいいのかわからない」「文章がうまく書けない」という悩みを持つ方にとっては、この本が解決してくれると思います。

  • 全7章で通常の文章術である情報整理、情報の見取り図、文章のフォーマット、ブログやFacebook等、長文が書けるSNSで使える文章術について書かれています。特にSNSの文章術と文章のフォーマットは趣味や仕事での文書の作成で大いに役立てるように思いました。

  • 本書のタイトルは、『何を書けばわからない人のための うまくはやく書ける文章術』。
    その名の通り「何を書くか」から説明している本。それどころか、「何を書くか」を見定めるための情報収集がメインの本と言ってもよいだろう。

    その情報収集に関する部分は、基本的かつ重要な内容。ただ、読んでいる時の印象としては「細かいトピックの寄せ集め」感が否めず、惜しいと感じた。
    7章の推敲に関する内容は、うまくまとめられていて勉強になる。

    想定読者は、SNSやブログでバズりたい個人なんだろうな、という印象。この想定像から外れた人には、物足りなさが感じられると思う。

  • 心に残ったフレーズは、
    「人は見た目が9割。文章も見た目が9割」
    という部分。

    WEB上の文章やビジネスメールにおいて、
    ・改行なし、漢字ばかりの文字壁職人
    ・句読点なしの相手目線ゼロの人
    をよく見かける。

    いわずもがな見た瞬間にそっ閉じ確定である。

    そういった暗黙知の部分を言語化されていて、背筋がピンと伸びる内容だった。

    テクノロジーが発達し、WEB上で完結することが多くなったいま、
    「文字」でのコミュニケーションの重要性・必要性は以前にも増している。

    そういった意味で、全人類が一度は読むべき。

  • よかった。文章を書きたいけど書けないと思っている人は読んだ方がいい。
    小説作成の参考にはならない

  • マクロビオティック

  • 当たり前ではあるが、文章を書く上での基本。
    まさに決定版。
    読者への貢献や、その人の個性が表れるような書き方まで。
    これを忠実に再現すれば、確実に読みたい文章になる。

  • 読む人への貢献をする。つまり、読み手にとって必要な体験をさせる。
    読み終わったときの読者の読後感から逆算して、文章の目的を決める。
    不必要な接続詞はなるべく削除する

  • 読む人に貢献すること

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著者プロフィール

伝える力【話す・書く】研究所所長/山口拓朗ライティングサロン主宰
出版社で編集者・記者を務めたのちに独立。25年間で3500件以上の取材・執筆歴がある。現在は執筆活動に加え、講演や研修を通じて「論理的なビジネス文章の書き方」「好意と信頼を獲得するメールの書き方」「売れるセールス文章&キャッチコピーの作り方」「集客につなげるブログ発信術」など実践的ノウハウを提供。2016年からは300万人のフォロワーをもつ中国企業「行動派」に招聘され、中国の6大都市で「Super Writer養成講座」を定期開催中。著書に『「9マス」で悩まず書ける文章術』(総合法令出版)、『伝わる文章が「速く」「思い通り」に書ける 87の法則』(明日香出版社)、『9割捨てて10倍伝わる「要約力」』(日本実業出版社)、『会社では教えてもらえない ムダゼロ・ミスゼロの人の伝え方のキホン』(すばる舎)などがある。文章作成の本質をとらえたノウハウは言語の壁を超えて高く評価されており、中国、台湾、韓国など海外でも翻訳されている。

「2021年 『1日1分で文章が勝手にうまくなる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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