必要な知識・スキルからHRMまで 担当になったら知っておきたい「人事」の基本
- 日本実業出版社 (2018年7月12日発売)
本棚登録 : 34人
感想 : 2件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534056047
感想・レビュー・書評
-
社労士試験後に読んだのでパラパラめくって基礎を確認していく感じで読めた。ただ実際に業務としてやるのは結構骨が折れるだろうなと思う。日頃の人事課や社労士の方への尊敬の念がわきます。
心に留めておきたいのは以下。
―人事担当者はコミュニケーションの相手が経営者や現場の管理職のときは「非主張的」になりがちで、一方、従業員のときは「攻撃的」になりがちです。しかし、それを続けていると、自分自身が大きなストレスを溜め込んでしまいます。(p.146)―
―Personal ManagementとHuman Resource Management(p.223)―
近年日本もようやくPMからHRMへの移行が求められているが、社労士試験の内容は悲しいかなPMとして求められる知識のみ問われているように感じた。
―1990年代以降は、職能給でも人件費増加に歯止めがかからないことへの対策として職務給へ移行する流れが出てきた。しかし日本には職務給のベースとなる職務ごとの報酬の世間相場が形成されていませんから、欧米型のようや「明確化された職務とそれに対応する報酬」に至らず、「職務(役職)に就任しない中高齢従業員の報酬の上昇を防ぐための職務給」にとどまったのです。(p.235)―詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人事管理の基礎的な知識が薄く広く書かれている。入門書。本書をきっかけに、各テーマを掘り下げていくと良いと思う。
全2件中 1 - 2件を表示