簿記がわかってしまう魔法の書

著者 :
  • 日本実業出版社
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本棚登録 : 210
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534056795

感想・レビュー・書評

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  • 簿記の知識ゼロから読むには最適。易し過ぎるくらい初心者向け

  • イントロとしてはかなり分かりやすく、素朴な疑問にも的確に解説されているため、初学者向けにちょうどよい。

  • 1042。2023年05月30日火曜日。
    ・簿記の原理について、特に試算表等式の観点から概念的な説明をおこなった入門書。
    ・実務的な区分についても、本書では辞書的な説明があるが、それらの細かい区分は却って根本的な概念区分(資産・負債・資本・収益・費用)を覆い隠してしまうことは明白だ。まず根本的な5要素とそれらの関係を押さえ、後は枝葉末節であると割り切るとわかりやすい。別の言い方をすれば、考えて理解すべきところと単に憶えるべきところを切り分けてくれる。
    ・いわゆる丁字勘定はなぜ科目名が左右逆なのかわからなかったが、重要なのはタイトルと金額であって、それ以外の相手科目名などは補足情報に過ぎないと割り切った説明をしてくれたのでスッキリした。
    ・本書の記述から、所有=自己資本とは無期限無利子無配当の「負債」であることが見て取れる。複式簿記とは所有の原因としての負債をシステマチックに管理するテクニックである。

  • 簿記を復習するため図書館で借用。

    例えなどをストーリー形式でわかりやすくしようとしているものの、逆にわかりにくい気がした。用語などの復習にはなったためよかった。

  • 「永遠に借りておく=資本」
    このフレーズは痛快だ。
    資本から株式、株式市場へと今まで腑に落ちなかったフレーズを晴れやかにさせた。
    シンプルな物語から随所に見られる例え話まで、
    納得のフレーズ多数。
    簿記を学ぶ前に読んでも良いし、簿記をかじった後に見ても学びを得られる1冊だ。
    (自分は後者)

  • 簿記ミリ知ら初心者にとって、この1冊だけで分かるか聞かれると答えは「分からない」です。ただ、この本を読むことでお金の流れや仕組み、用語について知ることが出来ます。

    おとぎ話が好きなので、お金を豆に例えたお話は「ジャックと豆の木」を思い出して楽しく読めました。何かを得るために差し出したものや借りたものを含めた実際の利益。この流れを知るには、お金でも豆でもどちらでも良いと思います。

    今年度分の簿記テキストが発売されるまでの予習として読んだので、難しく詳細がアレコレ書かれた本よりもザックリと理解できる本書がちょうど良かった気がします。そのままな呪文も面白かったです。

    簿記という時代を超えて使われる魔法。
    その一端に触れることが出来て良かったです。
    イラストが多いのでとても読みやすかったです!

  • わかりやすく読みやすい。
    最初の一歩の次くらいに読むといいかも??

  • 絵や具体例を使いながら簿記の基本を説明してもらえる本です。わかりやすいです。

  • いつか人に雇われることに飽きたときのために(?)、まあそうでなくてもお金の動きをもう少しわかる人間になりたくて、
    簿記をちょっと学んでみたいと思いましてね。

    んー
    あれだけ複雑と世に聞く簿記がこの一冊だけでもちろんバッチシ理解できるわけもなく、
    ちょいちょい
    「え?今のってどういうこと?っていうかどこ?どれ?」
    みたいな部分もあったけど、
    今までバシャバシャの無形液状のものだった「簿記」なるものが、ゾル状くらいには頭の中で形作られたと思う。
    お金は豆に例えないでお金のままの方が私の好みだな。

    世の中の経理の人はすごいなあ。

  • ・1つの金額に見えても、見方を変えるとそのお金が2つの役割を果たすことに気づけた!

    ・おとぎばなし風で分かりやすい
    ・余白や絵が見やすい
    ・取引の基礎が分かる

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