会計の神さまが教えてくれたお金のルール

著者 :
  • 日本実業出版社
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784534057587

感想・レビュー・書評

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  • 読了しました。
    「ルカ・パチョーリ」を知っている人はなかなかすごい。
    イタリア人で簿記の父と呼ばれている人です。
    なぜか私、その人のことが気になり色々調べている過程で、
    本書がパチョーリを描いているということで、手にした本です。

    パチョーリはイタリア人で1500年に活躍した数学者ですが、
    本書では、開催弁でアツく語る人物です。
    何をアツく語るかといえば、人生訓です。
    確かに会計の本ですし、簿記も出てきます。
    簿記を通して人を取り巻くライフとマネーを体系立てて
    知識をとりまとめ「会計リテラシー」として教えてくれます。
    BS、PL、キャッシュフロー、限界利益、NPV、最適資本構成など
    かなり高度な事が書かれていますが、難しいことヌキ!
    人が幸せに生きるため、価値、人間、お金の関係を平たく教えてくれます。

    著者は「簿記は美しい」と書いてます。
    物事を多面的にみる。(複式簿記)
    思い描く幸せにに向けて、今の自分を分析。
    将来に向けて投資し、ある程度のリスクを許容しリターンを期待。
    自分がやりたいこと、なりたいことがあるなら、
    自分と向き合い方、他者との関係性を会計リテラシーをとおして、
    より具体的に考えることができるを学びました。。

    変化の激しい中でも、やりたいこと、実現するために
    頭の中で整理で、視界が良好になるような気持ちにさせてくれる本でした。

    会計を知らいない人でも、お金に関係しない人はいないでしょう。
    お金をとおして今の自分を進化させたい人にお勧めの本です。

  • 会計の考え方を教えてくれる本。
    物語になっていて読みやすいが、会計用語の説明が少し難しい。
    途中から会計の枠組みを越えて生き方までもレクチャーしてくれている。
    会社勤めの人にオススメです。

  • 夢を叶えるゾウの会計版。さくっと読める

  • 「夢をかなえるゾウ」の会計版といった趣き。ガネーシャの役どころは近代会計の父、ルカ・パチョーリ。会計の細かい知識は身に付かないが、会計を学ぶ意義や心構えがしっかりと理解できた。

  • 少し難しく感じたけど、勉強になる部分が多かった。会計リテラシーがないと独立した時にどうしていいか分からないかもしれない。読み返して少しずつ理解できるようになりたい。

  • 経営者が勧める社会人必読図書!

    なっかー:仕事と給料って釣り合わない事が多いですよね。
    博士:まあな。そう思う事は多々あるやろな。
    なっかー:こんなに頑張ってるのに、なんでこれだけなの?って思っちゃいます。
    博士:一般的には自分の給料の3倍は売上げなあかんって言われるわな。
    なっかー:なんでそんなに売上げが必要なんでしょう?
    博士:めちゃざっくり言うけど、社会保険や労働保険、福利厚生や内部留保。社員が安心して働けるための仕組みに使われるからやな。
    なっかー:何となく分かりますが納得はし難いです。
    博士:ほぉ。では後幾らぐらいあればいいんや?
    なっかー:んー、、あと月に10万円ぐらいほしいです。
    博士:ほんなら月に30万、若しくは年間360万売り上げを増やすにはどうしたらいい?
    なっかー:それは無理です!
    博士:月10万は遠いな。
    なっかー:がっかり、、

  • 会計の仕事を始めたので、勉強になればと思い購入しました。
    会計のこともそうですが、自分が無知であった株式投資のことなどもわかりやすく書いてあり、勉強になりました。
    随所随所で用語解説もあるので、あまり知識が無くても読みやすいと思います。

    株式投資などは、知識がない人からすると、賭けやギャンブルのようなものである感覚で、投資の本来の意味ややり方をわかっていなかったように思います。

    今自分が働いて得ている収入でやりくりする事しか考えていませんでしたが、
    この本に書いてある、「お金に働いてもらう」という発想を持ち、
    今ある収入をさらに増やしていきたいです。

    わたし自身株式投資はした事がありませんが、これを機会に、リスクの取れる範囲で少額から始めてみようと思いました。

    逆に、そこまで深い専門知識の事は書かれていないので、ある程度わかっている人には物足りないかと思います。 

  • 読みやすい。初心者におすすめ。

  • 会計の知識を
    ストーリー仕立てで学べる本。

    初心者にとてもおすすめ。

  • 会計に精通した著者が数学者ルカパチョーリとの出会いを通して会計の知識を仕事に活かす会計リテラシーを主人公と共に身につけていく過程を書いた一冊。

    本書を読んでお金について個人と企業それぞれの視点からの見方や考え方を物語形式で学ぶことができました。
    お金やコスト以上に事業によって儲けを出さないといけないことやお金を賢く使って、株式投資や保険などお金を生み出す仕組みを作る方法、不動産投資の心得、限界利益をもとにした利益の仕組みなど会計をもとにしてさまざまなお金の仕組みを本書で知ることができました。
    そしてお金の流れをダイナミックにイメージすることとそこに時間軸を加えることでお金を有効活用できることや重要だけど緊急でないことに日付を入れることは印象に残りました。

    お金だけではなく人に感謝する人的資本を大切にして人の幸せという価値を創造するビジネスを生み出して社会に貢献し、自分を愛し自分が幸せになれるようにしていきたいと感じた一冊でした。

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