- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784534057914
感想・レビュー・書評
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相手を説得させて動かすには、『要約力』が必要。要約力とは情報のポイントをおさえ、相手に簡潔に短く伝える力のことだ。要約力を上げるには3つのステップを鍛えなければいけない。1step情報収集→2step情報整理→3step情報の伝達だ。これらの3stepを鍛えて要約力を向上させるメソッドが本書に書かれている。
STEP1【情報収集】
観察して本質を捉える
MECE
俯瞰的にみる
具体情報と抽象情報を意識して収集
正しいソースから
STEP2【情報整理】
情報をグループ化する
→相手のニーズに合わせて優先順位をつける
STEP3【情報伝達】
相手のニーズに合った情報を伝える
死んでもこれだけは言っておく!を意識
短く簡潔に
伝え方の型を使う
*結論→理由→詳細で伝える
*列挙型で伝える
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伝え方のノウハウをまとめた本。仕事で評価されるためには必ず押さえておきたい内容が詰まっている。普段結論は何?、とかそれ何の話?とよく言われる人は必読の本である。
ひとつ個人的な見解を付け加えると、結論から言う話し方は、プライベートで妻など対女性に対しては余り使わない方が良いと思う。自分が話す場合は良いが、聞く立場になった時に結論は?とか言うと間違いなく相手は不機嫌になります。状況に応じて使い分けるのが得策です。 -
SNSが普及し誰もが発信する現代。
プライベートでも仕事でも他者に何かを伝える機会は多くなりました。
どうすれば相手にうまく伝えることができるか、
そのヒントを得るために本書を入手しました。
読んで感じたのは非常に読みやすく、わかりやすい。
本書自体が冗長ではなくポイントを押さえているからです。
ただ単に理論を説くのではなく、
よい例、悪い例を示しながら解説していて理解しやすいです。
口頭でも文章でも、なかなか相手にわかってもらえない、
そんな悩みに対する解決策が得られると思います。
本書に書かれているポイントを取り入れ、日々トレーニングすれば、
情報伝達に悩める人もそうでない人も
着実にレベルアップできると期待できる一冊です。 -
要約力を活かして、メール、文書、ブログを書きたい人にオススメの本です。本書では、なぜ要約が必要なのかや要約のやり方など、詳しく載っています。
高度情報化社会の現代、短い文書を書けることは大事なことです。時間を削減するためにも。
要約が苦手な人には本書は必見です。仕事や人間関係、プレゼンテーションなど様々な機会で活かせます。本書には、読まない人はもったいないと思うくらい有益な情報が詰まっています。
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すごく読みやすかったです。要約の本って感じです
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要約力、つまりは人に伝える力を高めるコツについて書いてある本。
要約する際に1番大切なことは、その目的と受け取る相手を明確にすること。
本書は①情報収集②情報整理③情報伝達の3つのステップについて、章ごとに詳しく述べられている。
読書量の多い方だと、すでに知っている知識が多いかもしれないが、頭の再整理にはよい本かと思う。 -
長い文章を簡潔にまとめる要約テクニックについて解説した一冊。リモートワークが増えてきたことで、slack・chatworkなどでのテキストコミュニケーションはもちろん、zoomなどでのオンンライン会話の際にもまとめて一回で相手に(言いたいことを)伝えるスキルが重要になってきた今の時代に最適な内容。情報収集・情報整理・情報伝達の3ステップに分けて、実例交えて詳しく説明されており、非常にわかりやすかった。