金融工学の悪魔: 騙されないためのデリバティブとポートフォリオの理論・入門
- 日本評論社 (1999年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535551879
作品紹介・あらすじ
デリバティブは「妖怪」でも「魔術」でもない。ブラック=ショールズ式がなんだ!誰でも出来るオプション・プレミアムの計算で、金融工学の謎を解く。
感想・レビュー・書評
-
購入:2003年1月10日 廃棄:2019年3月5日
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは入門書として有名ですが、2回目に読み始めました。
記述は古い、というか、この頃はデリバティブに対して好意的な記述で巻末に他の本について疑問を呈してます。
但し、その後の吉住氏の著作をみると、明らかに姿勢が変化してきています。やはり暴走するヘッジファンドに対する考え方は「甘い」の一言につきます。 -
金融工学について詳しく理解できたが、少し情報が古いのが残念だった。
-
コメントありがとうございます。
情報が古いというか、最新の金融情報とは異なる部分があるということを思いました。
もちろん、そういったことを求...コメントありがとうございます。
情報が古いというか、最新の金融情報とは異なる部分があるということを思いました。
もちろん、そういったことを求めて読む本ではないと思うので、十分に金融工学については参考になりました。2013/01/30 -
現在書物が手元にない状態なので、具体的には言及することができません...申し訳ないです。
漠然としたイメージしか持ってないので、機会があれば...現在書物が手元にない状態なので、具体的には言及することができません...申し訳ないです。
漠然としたイメージしか持ってないので、機会があれば私も再読したいと思います。2013/02/19
-
-
金融工学、デリバティブって難しそう。
でも本書を読めば理解できる。
コンプレックスも払拭できる。
まさに良書です。 -
デリバティブ、中でも、オプション取引を非常に分かりやすく書いています。オプション取引のプレミアムってどうやって決めているんだろうと思ってましたが、この本を読んで非常にすっきりしました。プレミアムは基本的には確率分布を想定して期待値を計算すればいい、というのは目から鱗でした。これからはプレミアムは自分で計算できます。
最後に、「おすすめする本・気になる本」の章で何冊かの本での間違った記述を紹介しています。経済や金融の素養がない「愚かな」作者が書いている本も結構あるんだなと思いました。 -
近頃、退職金の受け皿に売り始めた仕組み債のリスクを理解するために勉強を開始した。ただいま、読み進めています。
-
金融工学の初歩の初歩って感じでしょうか、金融工学とゆうより金融商品自体の解説もわかりやすくてとても助かりました。
高等数学を必要とする計算と四則計算に頼る簡単な計算のメリット・デメリットに、オプションや先物やスワップの解説から個人の資産運用のアドバイス、それから応用と実践と、全体を通してわかりやすいです。ホントに入門。
ただ今理解できててもすぐ忘れちゃいそうなんで、ちょこちょこ金融についてのニュースに触れるなりしたいですね。 -
吉本先生
-
デリバティブは「妖怪」でも「魔術」でもない。ブラック=ショールズ式がなんだ。誰でも出来るオプション・プレミアムの計算工学の謎を解く。
-
金融工学についての、いろんな内容が述べられてますが、さすが住銀をへて大学の先生になったかただけあってやさしく詳しく良い本と思う。
ファイナンス(外貨預金、住宅ローン…)の章もなかなか勉強になる部分です。 これ結構、内容がへんにデリバティブしてなくて、金融資産の考え方が述べてあるので、表題以上に金融論について述べてあります。 これ☆☆☆です。