「生きづらさ」を聴く 不登校・ひきこもりと当事者研究のエスノグラフィ
- 日本評論社 (2022年10月12日発売)
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感想 : 7件
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- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535564152
作品紹介・あらすじ
「つながれなさ」を通じてつながるために。当事者研究会に集う人々の「生きづらさ」とそこでの対話実践をフィールドワークから描き出す。
感想・レビュー・書評
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・「生きづらさ」には自分が「普通」ではないという違和感がある。
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医学部分館2階書架 : 371.42/KID : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410171001
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「生きづらさ」誰もが感じる漠然とした感情。
それは、まさに人それぞれだからこそ難しい。ひとつの答えを当事者研究に見いだすところに、膝を打つ。
まずは自分の生きづらさを、自ら定義しなければいけない。なぜなら、その生きづらさは、徹底して個人に依るものだから。大事な事は、内面にフォーカスしすぎないこと。「わたしを通して見える社会」を観察すること。そして、他者と共有すること。研究は、外部に発表してこそなのだから。そうすることで、外部が変わろうとする。そこまでいってはじめて、生きづらさの解消が視野に入るのだ。
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