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- Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535584716
作品紹介・あらすじ
行政改革が着々と進められるなかで、公の領域が大きく民側に移行されようとしている。しかし、それは行政からの委託やアウトソーシングという生温いものではない。NPOが自立的に公の担い手になりうるかが問われているのだ。
感想・レビュー・書評
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卒業論文作成の参考文献として読みました。
NPO法執行後の法人格取得数増加の一方で、
自主事業がうまくいかない→資金繰り悪化→行政からの委託事業に依存→
委託事業運転で精一杯/年々減額される委託費用→バタンキュ
という悪循環の増加を、全国のNPOへのアンケート調査に基づき指摘した上で、
抜本的な制度設計の見直しの必要性が説かれています。
調査における評価指標などは参考になりました。
(最近は、NPO法人の脆弱化により行政からの事業委託も見直されているそうです。)
NPOに関する議論は、未だ確立されたものがなく、
研究対象としては未開拓分野であることもよく伝わってきます。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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