- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784535587137
感想・レビュー・書評
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2023年1-2月期展示本です。
最新の所在はOPACを確認してください。
TEA-OPACへのリンクはこちら↓
https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00537208 -
フードマイレージとは食料の輸送量と輸送距離を掛け合わせたもので、食料の輸送に伴い排出される二酸化炭素が地球にどのくらい負荷を与えているのか、という点に着目したもの。
今まで気にしてなかったけど、食品を輸入するということは大量の二酸化炭素を排出しているんだなとあらためて思いました。
フードマイレージをしっかりと算出しようとするととても煩雑な作業のため、こういう風に考えてこう設定したよ、というのも説明されていてなるほどなと思いました。こういう前提条件を知るのは面白いし、間違った受け取り方が減る気がしました。 -
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPAC↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/644347 -
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最近よく聞くようになったフード・マイレージという言葉。その算出方法を解説し、それをさらに国内の「食」に関する様々な現状に当てはめることによって、日本の「食」がいかに経済的にバランスが悪く、ハイリスクな状況にあるかということが示されている。
さらにそういった状況を是正するために行われている活動にもそれを当てはめ、どのような成果があるのか、ということまでが示されており、必ずしもネガティブな批判ばかりではないことに好感が持てる。
日本人は「食」にうるさいという。それは時にフード・ファディズムという形を取るほどに偏ったものになりがちでもあるが、その原因は案外とても「非」論理的だったりする。
そこを、こういう形で数値とビジュアルなデータで示されるのはとても痛快ではないだろうか。
意外だったのは、江戸時代に参勤交代があったことで、各地の種子の交換、産物の開発が行われたということ。今あるいろいろな地域の野菜にはとても面白い歴史が含まれているのかもしれない。 -
摂南大学図書館OPACへ⇒
https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50100648
※2020年の「環境問題」でも取り上げました。 -
2021.10
・フードマイレージだけでは、総輸入料(それに伴う輸送)の5%にしかならない。
・日本の風土環境として、生産物の増産は可能。
・利便性への誘惑に応え過ぎている。