この本の名は?: 嘘つきと正直者をめぐる不思議な論理パズル

  • 日本評論社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535786929

感想・レビュー・書評

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  •  ある肖像画を見ている男性に誰の絵を見ているのかと問うと、私に兄弟姉妹はいないが、この男性の父親は私の父親の息子だとその男性は答えた。さて、この男性が見ているのは誰の絵か。
     こんな問いで始まる本書には、論理学をベースとした、普段あまり使われていない脳の一部を刺激するパズルが満載だ。出題されるパズルの中心は、とある島に住む騎士(本当のことしか言わない)、悪漢(嘘しか言わない)、平民(本当のことも嘘も言う)をめぐる問いなのだが、本書を読み進めるうちに、読者はいつしかこの島民となってパズルに巻き込まれ、考えるとは何か、ということを考えさせられるハメに陥る。
     人が論理を体現すると、それは矛盾に陥ったり、笑い話になる。その本質を含意しながら、著者が論理学をこよなく楽しんでいることが伝わる快作。

  • あー、時間かかった―。

    かなりの数の問題について、いちおうはちゃんと考えて回答を見ていたから、一日2ページしか進まない日もあったりして。
    でも、であるがゆえに、読了の満足感はひとしお。そして論理学の初歩の初歩の知識、もしくは論理のちょっとしたセンスについては、身についたんじゃないかとの自負も持つことができる。

    個人的には「ひっかけ」の問題の分量をもっと多くしてほしかったなー、と。
    ところどころ息抜きにああいう問題を入れてもらえると、より楽しめたかも。

  • 途中まで読んだ。時間あるときまた読みたい。

  • 1章と13章が読みやすくおもしろい。
    「騎士と悪漢の島」とかの話は、論理学としては緻密だけど、おもしろいかというとそうでもないかな。。

  • 10分読み。面白いけれどさほど新鮮味はないかも。

  • P22まで読んだ。20150718
    答えを見てスッキリできるのとできないのとがある。
    意外となぞなぞに近いものもあったりする。

  • 【選書者コメント】定評ある論理パズル本。
    [請求記号]4100:3111

  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】798||S【資料ID】91132541

  • 図書館借覧。
    論理パズル。
    一人で暇つぶしに読むのも面白いが、多人数でやるととても面白そう。

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