感染症流行を読み解く数理

  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535787599

作品紹介・あらすじ

COVID-19を経て注目を集める、感染症流行にまつわる数理モデルの基礎について、さまざまな具体例に基づきわかりやすく紹介。

【目次】
第1章 緒論――感染症のコンパートメントモデルと基本再生産数

第2章 エボラ流行拡大の基礎理論

  column 1 インフルエンザを隔離で制御できるのか?

第3章 新型インフルエンザの重大度レベルの数理――感染リスク

  column 2 そんなにタミフルはありません

第4章 デング熱の数理モデル

  column 3 インフルエンザの伝播は子どもが悪いのか?

第5章 MERSは日本にとってどれくらい危険なのか?

  column 4 予防接種はまず子どもから?

第6章 大規模流行の発生確率にまつわる数理

  column 5 学校は閉鎖すべきか,否か?

第7章 直接に観察できない感染イベント

  column 6 迅速診断データのウラの用途

第8章 新型インフルエンザの重大度レベルの数理――死亡リスク

  column 7 「でも、田舎は安全でしょ?」は間違い

第9章 MERS死亡リスクを早期探知せよ

  column 8 流行を持続させるマガモ

第10章 ワクチン接種の集団での自然史

  column 9 発病しにくいインフルエンザの検疫

第11章 新型インフルエンザの予防戦略(1)――ワクチン接種効果の推定

  column 10 家庭内で推定できるワクチンの効果

第12章 新型インフルエンザの予防戦略(2)――望ましいワクチン接種のあり方

  column 11 患者が増えすぎて報告できません

第13章 あなたと私の予防接種の駆け引き

  column 12 デルタ株と集団免疫閾値

第14章 予防接種が「効く」ことの数理

  column 13 もとの世界に戻りたい気持ち

第15章 日本の風疹大流行を解剖する

  column 14 複数年の長期を見通せていない戦略

第16章 予防接種評価の落とし穴――疫学的干渉

第17章 エボラ流行の対策効果と国際的拡大

第18章 汚れた空気はキレイにできるのか

第19章 流行への警戒はどのように終わるのか

第20章 新型コロナウイルスのクラスター収束にまつわる数理

第21章 あとがきにかえて――感染症数理モデル元年に機構と外挿の狭間に立つ

感想・レビュー・書評

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  • 新型コロナを「当たり前の感染症」として受け入れた時、何が起きるのか? 感染者はインフルの数倍から10倍に | BuzzFeedNews
    https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-nishiura-20220819-1

    感染症流行を読み解く数理 |京大新刊情報ポータル
    https://pubs.research.kyoto-u.ac.jp/book/9784535787599

    感染症流行を読み解く数理|日本評論社
    https://www.nippyo.co.jp/shop/book/8827.html

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      コロナ5類「科学ではなく空気で決まった」 西浦教授が指摘する課題 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル(有料記事)
      https://w...
      コロナ5類「科学ではなく空気で決まった」 西浦教授が指摘する課題 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル(有料記事)
      https://www.asahi.com/articles/ASR5155P3R4GUTFL01N.html
      2023/05/10
  • 当たるとか当たらないとかみんな言い過ぎ
    少しずつモデルを改善していくものなのに

  • 【書誌情報】
    感染症流行を読み解く数理
    編著者:西浦博
    著者:小林鉄郎、安齋麻美、合原一幸、ナタリー・リントン 著
    形態:紙の書籍 電子書籍
    定価:税込 2,970円(本体価格 2,700円)
    発刊年月 2022.07
    ISBN 978-4-535-78759-9
    判型 A5判
    ページ数 320ページ
    Cコード C3041
    ジャンル 確率・統計応用数学
    難易度 テキスト:初級

    COVID-19を経て注目を集める、感染症流行にまつわる数理モデルの基礎について、さまざまな具体例に基づきわかりやすく紹介。
    [https://www.nippyo.co.jp/shop/book/8827.html]

    【目次】
    第1章 緒論――感染症のコンパートメントモデルと基本再生産数
    第2章 エボラ流行の基礎理論
      インフルエンザを隔離で制御できるのか?
    第3章 新型インフルエンザの重大度レベルの数理――感染リスク
      そんなにタミフルはありません
    第4章 デング熱の数理モデル
      インフルエンザの伝播は子どもが悪いのか?
    第5章 MERSは日本にとってどれくらい危険なのか?
      予防接種はまず子どもから?
    第6章 大規模流行の発生確率にまつわる数理
      学校は閉鎖すべきか,否か?
    第7章 直接に観察できない感染イベント
      迅速診断データのウラの用途
    第8章 新型インフルエンザの重大度レベルの数理――死亡リスク
      「でも、田舎は安全でしょ?」は間違い
    第9章 MERS死亡リスクを早期探知せよ
      流行を持続させるマガモ
    第10章 ワクチン接種の集団での自然史
      発病しにくいインフルエンザの検疫
    第11章 新型インフルエンザの予防戦略(1)――ワクチン接種効果の推定
      家庭内で推定できるワクチンの効果
    第12章 新型インフルエンザの予防戦略(2)――望ましいワクチン接種のあり方
      患者が増えすぎて報告できません
    第13章 あなたと私の予防接種の駆け引き
      デルタ株と集団免疫閾値
    第14章 予防接種が「効く」ことの数理
      もとの世界に戻りたい気持ち
    第15章 日本の風疹大流行を解剖する
      複数年の長期を見通せていない戦略
    第16章 予防接種評価の落とし穴――疫学的干渉
    第17章 エボラ流行の対策効果と国際的拡大
    第18章 汚れた空気はキレイにできるのか
    第19章 流行への警戒はどのように終わるのか
    第20章 新型コロナウイルスのクラスター収束にまつわる数理
    第21章 あとがきにかえて――感染症数理モデル元年に機構と外挿の狭間に立つ

  • 電子ブックへのリンク:https://kinoden.kinokuniya.co.jp/hokudai/bookdetail/p/KP00071181
    ※学外から利用する場合、リンク先にて「学認でサインイン」

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00628636

    COVID-19を経て注目を集める、感染症流行にまつわる数理モデルの基礎について、さまざまな具体例に基づきわかりやすく紹介。
    (出版社HPより)

  • 11月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_link/bibid/2003616260

  • 請求記号 498.6/N 86

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著者プロフィール

西浦 博(にしうら ひろし)京都大学大学院医学研究科教授

「2022年 『感染症流行を読み解く数理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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