研究不正と歪んだ科学 STAP細胞事件を超えて

著者 :
  • 日本評論社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535787674

作品紹介・あらすじ

科学における研究不正を、STAP問題から捉える第1部、バイオで不正が頻出する原因を探り、健全な科学研究への指針を第2部で示す。

感想・レビュー・書評

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  • 「あなたはどっち派?」原発事故とコロナで見えた分断:朝日新聞デジタル(有料記事)
    https://www.asahi.com/articles/ASP2Q44BWP2KULBJ004.html

    研究不正と歪んだ科学|日本評論社
    https://www.nippyo.co.jp/shop/book/8178.html

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50176505

  • 単著かと思って購入したのだが、6人の執筆者によるオムニバス形式。重いテーマだが、内容が7つの章に分かれていて、独立しているので、息を入れやすい本だった(一気に読んでしまったけれど)。

    STAP細胞事件がテーマだけれど、過熱報道というカバーを外して、研究組織や生命科学・医薬品産業界における現状や不正の原因になり得る問題を一般化していて、過去では無く今の問題を知る本になっている。

    大学病院で入院中、しかも研究目的に試料や情報を提供するというタイミングでこの本を読めたのは、これ以上無く当事者意識が高まるタイミングだった(笑)

  • ↓こちらのURLをクリックすると富山大学蔵書検索画面に飛び、所在を確認できます。
    https://opac.lib.u-toyama.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB29199617

  • 9月新着
    東京大学医学図書館の所蔵情報
    https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_search/?amode=2&kywd=4311473674

  • STAP細胞事件では、理研において、再現性を否定しただけで、研究不正の認定がなされていない。
    ・研究機関運営の倫理
    ・オープンアクセスでも、主体がpdfであることに疑問を呈する専門家もいる。ネイチャー社は、データ専門の出版に特化したScientific Dataを創刊している。

  • 請求記号 407/E 63

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著者プロフィール

病理専門医。細胞診専門医。医学博士。
1971年生まれ。95年東京大学理学部生物学科動物学専攻卒。同大学院博士課程中退後、神戸大学医学部医学科に学士編入学。04年卒。医師免許取得。06年博士(医学)。09年神戸大学医学部附属病院特定助教。兵庫県赤穂市民病院を経て近畿大学医学部で病理解剖と研究倫理を担当。2020年フリーランス病理医として独立。
著書に『博士漂流時代』(DISCOVERサイエンス、科学ジャーナリスト賞2011受賞)『嘘と絶望の生命科学』(文春新書)ほか。

「2021年 『病理医が明かす 死因のホント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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