科学者をまどわす魔法の数字,インパクト・ファクターの正体---誤用の悪影響と賢い使い方を考える

著者 :
  • 日本評論社
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784535789296

作品紹介・あらすじ

業績評価の指標として機械的に使われる傾向のあるインパクト・ファクターについて、具体的なデータに基いて検証し、警鐘をならす。

感想・レビュー・書評

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     https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/467339

  • 科学者をまどわす魔法の数字,インパクト・ファクターの正体---誤用の悪影響と賢い使い方を考える。麻生 一枝先生の著書。研究者や科学者の評価がインパクト・ファクターだけで決まってしまうのは本末転倒で不公平。インパクト・ファクター誤用の悪影響は大きい。インパクト・ファクターが誤用されることをはじめから計算してインパクト・ファクターを悪用する研究者や科学者は罪深い。研究者や科学者なら誇りとプライドを忘れないでほしい。インパクト・ファクター誤用の悪影響を心から心配している麻生 一枝先生の熱意が伝わってきます。

  • ☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
    http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC04994333

  • 2021年11月期展示本です。
    最新の所在はOPACを確認してください。

    TEA-OPACへのリンクはこちら↓
    https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=BB00598595

  • インパクト・ファクター重視が様々な不正を生む。再現性の危機。

  • インパクトファクターを算出する仕組みとその影響についてかなり詳しく記述されている。研究実績の評価へのインパクトファクターの偏重が、研究活動に悪影響を与えていることが強く印象に残った。当初は、図書館員が購入する本を選定するために考案された指標が独り歩きして、研究実績の評価に重用され、10年間で、研究不正が増えてきつつあるなど実際の研究に影響を与えているとのことで、考えさせられた。

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著者プロフィール

お茶の水女子大学理学部数学科卒業、オレゴン州立大学動物学科卒業、
プエルトリコ大学海洋生物学修士、ハワイ大学動物学Ph.D
現 在 長浜バイオ大学バイオサイエンス学部准教授
著 書 『科学でわかる男と女の心と脳』(2010年、ソフトバンク・
    クリエイティブ)、『科学でわかる男と女になるしくみ』(2011
    年、ソフトバンク・クリエイティブ)
訳 書 『実データで学ぶ、使うための統計入門』(共訳、2008年、
    日本評論社)

「2019年 『生命科学の実験デザイン[第4版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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