- Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537031645
感想・レビュー・書評
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ずいぶん前に図書館で、なんども借りて読んだ。とうとうオレは石屋になってしまった…
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これはたしか竹中直人さん監督&主演の映画を観たあとに買って読んだものだった気がする。
この連作は、つげ作品にしてはストーリーがあって「わかりやすい」。
しかし今から考えると、映画は漫画のエピソードを忠実に再現していたのだなぁ。
それからキャスティングもよかった。ゲストも面白いかった。
というわけで映画を再見したくなってしもうた。 -
本業がうまくいかず、なんとか生活を維持しようと中古カメラ屋や石売りと職業を転々とかえていく主人公。絶望するほど貧乏なのに妻が彼のことを見捨てずに一緒に頑張っているところが羨ましく思えた。
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才能だけじゃ食っていけない・・
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どんなに取り繕っても、情けない、泥臭い、ずる賢い…そんなイヤな部分は人間誰もが持ち合わせていると思う。そこを描いたらつげ義春の右に出る人はいない、きっと。
この作品の主人公も川原で石を拾って川原で売って暮らすという、なんとも甲斐性なしの男。でも、なぜかその情けなさがいとおしい。自分も頑張って生きていこうと思える、そんな作品。 -
漫画です。つげ義春の代表作。白土三平の弟子から出発し、独自の画風を作り上げた。情けない人間を描いているが、惹かれるます。