基礎から学ぶスポ-ツトレ-ニング理論: 心と身体のコンディショニングがゼロからわかる! (実用BEST BOOKS)
- 日本文芸社 (2009年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
- / ISBN・EAN: 9784537207668
感想・レビュー・書評
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<閲覧スタッフより>
法政大学教授が監修した、健康のための知識がいっぱいつまった、スポーツトレーニング理論本です。健康管理に役立つ情報が満載。身体の仕組みなどトレーニングするためには必要な知識がこの一冊に解説されています。予備知識としても、本格的にトレーニングするにも使える!一冊です。
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所在記号:780.19||KIM
資料番号:20095194
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スポーツトレーニングの概論を1冊にまとめた本。
内容は、身体の部位や力の基礎知識、機能別や部位やトレーニング方法にによる意味づけ、(生化学的な)体の仕組みを各章で前半にまとめてある。後半は、コンディショニング的な、怪我と応急処置、栄養と食事の仕組み、メンタルの関係を各章でまとめている。
全体として、トレーニングに入る前に、体がどのような構造になっているのか、どのような力を伸ばすことを目的としているのか、体を支える仕組み、栄養、メンタルを100項目でまとめている。
このような概論をわかったうえでトレーニングするのは、何も知らないでやるよりは効果が高いのではないだろうか? -
本書は「スポーツトレーニング理論」とあるが、一般人にも十分使用できる内容である。
身体の基礎知識から事前の予習に入り、次にトレーニング理論でどのような強化ができるか説明があり、
怪我の予防やストレッチ・アイシングなどのコンディショニング。
そして栄養面での健康に向けたアプローチと、最後にメンタル面でもケアがされている。
見開きで右側に文章での説明、左側に図表での解説があり、視覚的にも非常にわかりやすくなっている。
よくこの手の書籍には特定の分野に特化した書籍があるが、
自分としては本書で基礎的な内容についての知識は十分じゃないか?と思わせてくれる充実っぷり。
確かに、体育の授業とスポーツジムとでの大きな違いは、「どの部位に効果がある」「どういう食事がなぜ効果がある」「ストレッチが疲労回復になぜ効くのか」などといった、理解度の違いが大きいのではないかと思う。(偽薬でも医者が説明をしたら効いた、みたいな逸話みたいなものかな)
大学の体育講義の参考文献だったけども、これは非常に良い本であった。もう少しタイトルが一般向けであったら良かったのにと思う。