森守洋 最強不変のスイング法則: 体内振り子と片手感覚で上手くなる!

著者 :
  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537216752

作品紹介・あらすじ

ミスの原因となる両手の動きと右腕、左腕の正しい動かし方を写真で解説します。さらに、そのステップアップとして手首と肩の振り子運動による、スイング解説も行ないます。「ダウンブロー打法」で注目を集める森プロによる、手の動きにフォーカスしたゴルフレッスン書は、アマチュアゴルファー必読の一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 森守洋プロの本はいくつか読んできたが、今回は「腕の動き」にフォーカスしている。

    ・クラブの振り子、肩を支点とする(両手の場合は首の付け根と考える)腕の振り子、二重振り子がスイング
    (1) 手を支点にした「ゼロ振り子」、これを身につけるのは「右回り」にクラブをクルクル回すこと。
    (2) もう一つは「肩振り子」。片手だと肩が支点。両腕だと首の付け根のあたりに支点をイメージする。「肩振り子」を身につけるのが「ゴリラ体操」、両腕を真下に垂らし、腕の重さを感じながら両腕を左右に振る。

    ・「両手問題」片手ではうまく打てても、両手だとうまく行かない現象。通常、力を入れる際、腕は内旋する。しかしダウンスイングからインパクトにかけて、右腕は内旋し、左腕は外旋する動きが本来の動き(両腕とも左に旋回)だが、力を入れると左腕も内旋してフェースが開いてしまう。
    ・両手とも内旋しない、ケンカさせないことが肝要。要するに力まないこと。

    ・右腕一本で、タメを作る練習。
    ・右手だけで、力を抜いたままクラブを下すと、ダウンスイングでクラブが立つ。これがタメ。タメは勝手にできる。
    ・左腕一本で、ダウンスイングにて腕を外旋させる練習。ある程度意識して力を抜き、クラブの重さを感じながら動かす。
    ・左手だけだとインパクトの正しい動きがわかる。前腕が左に回れば、詰まらずに力の出る下方向に、クラブを振り抜ける。フォローも低く長く、いわゆるダウンブローのスイングになる。

    ・こういった練習を通して、正しい腕の使い方を学んでいく。

    ・両手をケンカさせないために、左右どちらかで打つ意識を持つとよい。

    ・体の左サイドで、円を描くように振ると、ロフト通りに打てる。ヘッドの最下点がボールの左側、いわゆるダウンブローになる。
    ・最下点がボールでもクリーンに打てるが、着地点がずれるとダフったりトップしたりする。

    ・当てに行かないことが肝要。すなわち「肩振り子」を止めない。左腕を動かし続ける。それに身体も反応して重心が左に動く。結果的に振り子の支点である首の付け根も左にずれる。最下点がボールよりも左、左サイドで円が描かれる。フォロー側の弧が大きくなり、ヘッドスピードを落とさずに打てる。

    ・重力に従ってヘッドを落下させるだけ。
    ・「肩振り子」が止まるのは、左腕の振り子。インパクトで止めない。「腰を切る」「体を回す」「腰を止めない」

    ・両腕の重さは 7-8kg ある。腕がしっかり動けば、下半身も連動する。

    ・二重振り子の練習法
    (1) コックを使って「ゼロ振り子」をスタートさせる。その後「肩振り子」を始動。
    (2) ヘッドを置き去りにしてテークバック。「肩振り子」が先に動いてから「ゼロ振り子」。
    などなど。

    ・プロが素振りをするのは、スイングに合わせてボールの位置を決めるため。

    ・自由に振れるようになったら、右掌の感覚を大事にする。

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著者プロフィール

陳清波に師事し、ダウンブロー打法を身につける。ツアープロのコーチをつとめるかたわら、「東京ゴルフスタジオを主宰し、堀琴音ら複数のツアープロコーチを務め、多くのアマチュアの指導にも当たっている。

「2022年 『結果が出るゴルファーの共通点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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