雲の図鑑: 最新の国際基準で見わける

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  • 日本文芸社
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784537219098

作品紹介・あらすじ

季節ごとに見られる雲やレアな雲、気象予報の役に立つ雲など、科学的な観点から見る雲に加え、雲海や霧など景色として楽しめる雲まで解説する雲図鑑です。

感想・レビュー・書評

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  • 令和4年10月の特集「空と宇宙」

  • 上層雲=巻雲、巻積雲、巻層雲
    中層雲=高積雲、高層雲、乱層雲
    下層雲=層積雲、層雲
    対流雲=積雲、積乱雲

    巻積雲=うろこ、イワシ雲など。
    巻層雲=ハロをもたらす。

    高積雲=ヒツジ雲
    高層雲=広い範囲を灰色に覆う。夕日の高いりは、不透明雲のため。夕日の高いりは雨。
    乱層雲=雨雲。南岸低気圧の雲。雷はない。長い時間しとしと雨を降らせる。

    層積雲=低いところに浮かぶ。夕暮れ層積雲。
    層雲=地面に達すると霧になる。霧雨の雲。

    積雲=白い綿。上下の温度差を解消する。上空に寒気が流れ込むと成長して積乱雲になる。雄大雲になるとシャワーのような雨が降る。
    積乱雲=積雲が成長してできる。消滅まで1時間程度。線状降水帯はこれが連続してできる。トルネードは巨大な積乱雲でもたらされる。

    雷は夏と冬ではプラスとマイナスが違う。夏は、負の電荷が下降する。

    日本海側で雪を降らせるのは積雲、積乱雲。日本海側の水蒸気。
    飛行機雲は人工的な巻雲。
    ハロは、上空の氷晶によって起きる。

  • 内容:季節ごとに見られる雲や、気象予報の役に立つ雲など、雲の外観から判別できる雲図鑑に加え、光の作用によって見られるレアな雲や、雲ができる過程など科学的なメカニズムまで解説した図鑑。

    南山大学の所蔵:なし

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著者プロフィール

岩槻秀明
気象予報士。千葉県希少生物及び外来生物リスト作成検討会種子植物分科会委員。千葉県立関宿城博物館調査協力員。日本気象予報士会 生物季節ネットワーク代表。自然科学系ライターとして、身近な自然について幅広く執筆活動を行う。写真も自ら撮影している。また自然体験学習などの講師を務めるほか、テレビなどのメディア出演も積極的に行っている。愛称は「わぴちゃん」。

「2023年 『この花なに? がひと目でわかる! 新 散歩の花図鑑 APG分類体系Ⅳに準拠』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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