世界の食文化 (4) ベトナム・カンボジア・ラオス・ミャンマー

  • 農山漁村文化協会
3.60
  • (2)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784540070037

作品紹介・あらすじ

フォーで始まる朝のベトナム、干物と塩辛のカンボジア、モチ米のラオス、油と豆のミャンマーなど、米と魚醤の地・東南アジアの食を探訪する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB00110300

  • もう一回りも前の本なのだけれど。森枝氏の書きぶりはつくづく見事。予想の当たったところも、いやいやそっちにはいかなかったよというところも。

  • 著者:森枝卓士
    2004年にベトナム・カンボジアに行き、10年ぶりにまた行くことになったので、読んでみた。
    あれからラオスにも行き、インドシナの食文化を理解することができた。

  • メシが美味いことで最近注目を集めるヴェトナムを中心としたレポート.これは本当に「レポート」で,前2者と比して非常に統計数値等が少ないのが対照的.まぁそうは言ってもカンボジア・ラオス・ミャンマーあたりは,戦災からの復興が充分でないためか,まだまだ対外的に誇れるようなものは少ないようだ.

    ところでヴェトナム料理は生野菜を多用するのだが,あの衛生状態で寄生虫などの心配が無いか不思議に思っていたところ,当地では農耕に人肥を使わない習慣との事で,少々呆気に取られた.人肥を使わずにあの農業生産力なのか.メコン・デルタ恐るべし.

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

■石毛直道(いしげ なおみち)
1937年、千葉県生まれ。1963年、京都大学文学部史学科卒業。京都大学人文科学研究所助手、甲南大学講師、国立民俗学博物館助教授、同教授、同館長を経て、2003年、国立民俗学博物館を退官。国立民俗学博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。農学博士(東京農業大学、1986年)。
【主な著書】
『リビア砂漠探検期』(講談社文庫1979; 原本、講談社 1973)/『住居空間の人類学』(鹿島出版会 1979)/『食卓の文明論』(文藝春秋 1980)/『食卓の文化誌』(岩波現代文庫 2004; 原本、中公新書 1982)/『ロスアンジェルスの日本料理店――その文化人類学的研究』(ドメス出版 1985)/『はじまりはトンガ-南太平洋フィールドノート』(平凡社 1988)/『麺の文化史』講談社学術文庫 2006(原本『文化麺類学ことはじめ』講談社 1991)/『石毛直道 食の文化を語る』(ドメス出版 2009)/『飲食文化論文集』(清水弘文堂書房 2009)/『石毛直道自選著作集』刊行中(第1期全6巻、2012年完結/ドメス出版)

「2013年 『世界の食べもの――食の文化地理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

石毛直道の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×