最新農業技術　花卉 vol.6: 特集:ホームユース用新商材の生産技術

制作 : 農文協編 

• 農山漁村文化協会 (2014年3月14日発売)

作品紹介・あらすじ

ホームユース需要をひらく、ハボタン、アリウム、クルクマ、実付きものの商品開発技術を特集。また量販店で始まった切り花「日持ち保証販売」に向けた品質保持技術の解説。その他、環境制御はバラの技術を収録。

【目次】
カラー口絵
ハボタン-切り花、ポット用の農家育種
アリウム-花茎の「曲げ」加工
クルクマ-仏花からアレンジメント花材に進化
実付きもの-果樹苗生産技術を活かす

◆特集　ホームユース用新商材の生産技術-ハボタン、アリウム、クルクマ、実付きもの
●ハボタン
ハボタン栽培の基礎
切り花、花壇苗-地床・大苗育苗と土つくりの徹底による高品質生産
切り花-他品目との組み合わせに有利なビニールハウス利用の高品質栽培
ポット-オリジナル商品を主体としたポットハボタン生産
花壇苗・寄せ植え苗-赤土主体のポット用土で丈夫な株、縁起物寄せ植えで付加価値つけ出荷

●アリウム
アリウム　栽培の基礎
アリウム　技術の基本と実際
オリジナル商品の開発と長期安定出荷

●クルクマ
クルクマ　栽培の基礎
クルクマ　技術の基本と実際
他品目との複合経営
品種のバリエーションを揃え新たな需要を開拓

●実付きもの
実付きもの　栽培の基礎
実付きもの　技術の基本と実際
パッションフルーツ　需要に応えた熱帯果樹苗生産
苗木生産技術を生かしたカンキツ苗の高付加価値化

◆「日持ち保証販売」のための品質管理-全30品目
日持保証に対応した切り花の品質管理

◆直売所の切り花需要に対応する技術
農産物直売所での切り花販売の動向と課題
切り花品目ごとの需要量予測で売り逃しを防ぐ
蕾で収穫した切り花を特定日に開花させる技術

◆キクの需要を取り戻す-アジャストマム、フルブルームマム
新しいキクの形や利用-アジャストマム、フルブルームマム
白輪ギクのフルブルームタイプを取り入れた経営
最新育種事情　育種目標と育種方法-精興園
最新育種事情　育種目標と育種方法-小井戸微笑園
最新育種事情　育種目標と育種方法-ジャパンアグリバイオ
趣味ギクに学ぶ　最新技術と資材活用

◆バラの環境制御-光合成を最大化する仕立てとCO2の低濃度・局所施用
バラの二酸化炭素施用効果
日中のCO2、積極施用、改良アーチングなどで高収量・高品質栽培

著者プロフィール

4つの特徴　１）収録作目数・病害虫数を大幅拡充　　野菜でいえば病気で20品目、害虫で13品目追加、計150の病気・害虫を新たに収録。２）より見やすく、引きやすく　・病気・害虫コーナー冒頭に絵目次（発生部位、症状の特色から見た目次、病害虫の見分け方）を入れ、読者が病害虫を特定する際の助けに。　・また巻末に病気名・害虫名（同別名）と、学名の索引を入れるとともに、口絵写真の近傍に本文解説頁を入れ、絵目次とともに「ひきやすさ」「見つけやすさ」を追求。　３）初期病徴・被害を中心としたカラー写真　診断をいち早く特定できるよう初期病徴・被害を中心に、一病害虫あたり平均2～4点の写真を収録。野菜1300枚余、果樹830枚余。４）コンパクトで明快な診断解説　各病害虫毎に（病原菌・害虫の）学名、①被害と診断、②病原菌の生態、③発生条件と対策を掲載。簡にして要を得た診断と対策情報を提供。

「2015年 『原色　野菜の病害虫診断事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」