ほっとする禅語70

著者 : 渡會正純 石飛博光

• 二玄社 (2003年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ショウタンさんの感想 · 2021年9月5日]

・日々是好日：どんな日でも毎日は新鮮で最高にいい日
・行雲流水：修行僧の事を雲水と呼ぶ、これは行雲流水の雲と水から出来た呼び名、居場所を決めずに、1ヶ所に留まることなく、いろいろな師をたずねて修行を重ねていく。
・無常迅速：人生はあっと言う間という意味。だから時間を無駄にしたくない。一瞬一瞬を無意識に過ごさない。怠惰に過ごさない。時はまってくれない。
・壺中日月長：心が楽しむと、壺の中も広く時間は悠久で、無限に精神を遊ばせる。住めば都、狭いながらも楽しい我が家、楽しい時間はあっと言う間に過ぎるのも、心のしわざ、だれもがこんな風に感じることの出来るを心をもっています。家が狭いとか給料が安いとか時間がないとか、文句を言う前に自分の心と相談！！

[ニコニコラスラスさんの感想 · 2020年8月29日]

禅語という言葉を今回初めて知って読んでみました。
普段使っている言葉の由来になるものや日常の理であったり、何気ないほっこりした言葉など色々あり優しく説いてくれた感じでした。
疲れた時に読むとリラックスしながら読めて良かったです。

[ねるねる （旧shaadi）さんの感想 · 2019年10月6日]

手元に置いておきたい一冊。
なので、購入したいなぁと思いました。
文章もだけど、書も楽しめて、じっくり鑑賞してしまいました。

[nogisanさんの感想 · 2019年1月5日]

タイトル通り、読むとほっとします。
禅の言葉なんて難しいのかなと思っていたけどそんなことはありませんでした。
書いている内容も、内容を伝えるやさしい（優しい・易しい）言葉もほっこりします。
何度読んでも心にすっとはいってきます。その時々の自分の心境によっても、身に沁み方や沁みる言葉が変わるので何度も何度も読めます。

大きな発見に気づかせてくれる、というよりは、普段自分が何気なく過ごしている日常を振りかえさせてくれるような感じです。心の持ち方が変わるので、読んだ後の日常の過ごし方も変わります。
例えば、「一期一会」という言葉が紹介されています。「たとえ同じ人に再び会えたとしても、同じシチュエーションや、同じ関係、同じ心境で会えることなどないのです。だから厳密には人は毎日が一期一会なのです。」と書いてありました。同じ人でも、前会ったときとはちがう人、同じ人でも一期一会、と思うと、その人のことをより大切に思えるようになりました。

この本で一番目に紹介されている言葉は、「日日是好日」です。私はこの本を読んで初めてこの言葉を知りました。そしてこの言葉がすきになりました。そして後日、本屋をぶらぶら歩いていたところ、「日日是好日」というタイトルの本が目に飛び込んできました。中をぱらぱら見て、すきな感じの文章だと思ってすぐに買いました。読み終えて、やはりいい本でした。本が本をつなぐような不思議なご縁を感じました。

初めて勤めた会社の初めての上司にいただいた大切な一冊です。

[kiyochanさんの感想 · 2018年10月22日]

図書館
禅

[Dr.（読多ー）あんころ猫さんの感想 · 2016年5月13日]

タイトル通り、ほっとする言葉の様々。

解説もやさしい感じで良いです。

[イベントに参加のホンスキーたちさんの感想 · 2016年1月2日]

34/10000←たぶん…きーさんお願いします♡
「ほっとする禅語」
渡會正純 監修
石飛博光 書

石飛博光さんの素晴らしい書とともに禅語をやさしく説いている本です。
毎年、これを読んで、1年の座右の銘をみつけて、16年目に突入する日記の初めに書きます。
今年は
「平常心是道」
あたりまえのことを、大切に育むように日々精進します！

[hvnstrさんの感想 · 2015年7月6日]

二頁見開きに一語で読みやすい。

[chongさんの感想 · 2015年6月23日]

明珠在掌
啐啄の機
和敬清寂
空
時時勤払拭
掬水月在手 弄花香満衣

[ぽんさんの感想 · 2015年1月19日]

再読。とても悩んだ時に、禅を分かりやすく書いた本を何冊も読みました。そのうちの一冊。禅の教えで、日常的に聞いたり使われている言葉が優しく、短く書かれています。書は、石飛氏の美しい文字で楽しめます。座右の銘になりそうな言葉が詰まってます。気持ちがざわついた時に、めくっています。