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- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560022443
作品紹介・あらすじ
渡来氏族として名高い秦氏は有数の巨大氏族でもあった。その支配組織、生産活動、王権との関係を軸とした全く新たな視点から、秦氏とは何か、渡来氏族とは何かを究明する。
感想・レビュー・書評
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難しかった。。。
東漢(あづまのあや)と西漢(かわちのあや)は
政治色の強い渡来人だったが、
秦氏は両漢氏に比べると、政治色というよりも、
そのときの職責を全うした人々だったようだ。
京都の深草(伏見稲荷大社のあたり)と葛城は、秦氏との深いかかわりがあり、
また、水銀の取れる「丹生」の地は、
技術者集団としての秦氏がいた。
※「丹」=朱砂(辰砂:朱色の硫化水銀)
米原市の上丹生・下丹生が近くなので興味深い。
丹生都比売大神 (にうつひめのおおかみ)も。
また、空海の生誕地である生誕地もまた水銀がとれ、
師である勤操が、
大和国高市郡の出身の秦氏であったことに改めて気付かされた。
養蚕・機織、銅生産、治水、農業などで
大和王権の殖産に携わった人々である・・・
くらいしか、頭に入らなんだ。
他に、息長氏は秦氏?
京都の綴喜郡は昔、筒木と書いたなどなど。
要は、私の先祖も夫の先祖も、秦氏系?
渡来人のDNAなんだろうと思う。
もう少し、読みやすい本を探してみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
分類=日本史(古代)。98年6月。
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