エチエンヌ・マルセルのパリ革命 (ドキュメンタリー・フランス史)

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560029497

作品紹介・あらすじ

本書は、1358年7月31日の事件を中心に据え、中世末期フランス史の大筋をふまえながら、ペストの大流行によって壊滅状態におちいった西ヨーロッパ社会の様相を背景として百年戦争前半期の政治・経済・法制上の危機が克明に解説されている。このドラマの主役は、王太子シャルルが代表する「封建王政」とパリ商人会頭エチエンヌ・マルセルを筆頭とする新興市民階層であり、初期絶対主義の萌芽と、早熟な議会制民主主義の誕生とを予感させる緊迫した政治・社会状況が展開されている。

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