チベットの七年 新装版: ダライ・ラマの宮廷に仕えて

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (401ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560030165

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  • 前半は捕虜抑留所から脱出して、インドから中立国のチベットへ向かう途次の幾多の困難が描かれている。そして禁断の都ラサに到着してからは、ダライ・ラマに謁見を許され、その後、二人の心温まる交流が始まる。しかしながら、平穏な日々は永くは続かず、中国軍がチベットに侵攻し、ふたりとも国外脱出を余儀なくされる。 劇的なシーンがたびたび現れるなか、チベットの雄大な自然とそこに暮らす人々の姿が鮮やかに描かれている。正に一本の映画を鑑賞したような気分に浸ることができ、私も一度チベットを訪れてみたいなと思わせてくれました。

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著者プロフィール

1912年オーストリア生まれ。登山家、探検家。1938年に登攀が絶望視されていたアイガー北壁の初登攀に成功し、アルプス登山史上に不朽の名を刻むなど、世界各地の秘境探検の基礎を築いた。

「2022年 『石器時代への旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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