- Amazon.co.jp ・本 (165ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560035245
感想・レビュー・書評
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台本みたいで自分には合わなかった。
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あの時この本に出会っていなければ、今の自分は全然別の人間になっていたに違いない。と断言できる1冊。
高校から大学にかけて演劇部に所属していたけれど、「成井豊→つかこうへい→寺山修司→野田秀樹」と流れ流れて最終的に落ち着いたのは松尾スズキ。
地元図書館の戯曲棚で何気なく『ヘブンズサイン』を手に取り、読み、そして読み終わった時の衝撃は忘れられません。こんなこと言っちゃっていいの?こんなことやっちゃっていいの?の連続。
何を表現したいのか、また、どう表現するのか。
なーんて、バカのくせに自意識だけは高く生意気が服着て歩いているようだったボンクラ大学生の薄っぺらな自称・演劇論は、粉末状になるほど粉砕されたのでした。
以来、松尾氏の戯曲・エッセイ・小説を追っかけまくっていますが、徹底して「くだらなさ(=人間臭さ)」を追求するその姿勢に、ただただ痺れます。
ピース! -
私がたぶん、松尾さんの作品で一番好きなもの。これからまた素晴らしいものが生み出されると思うけれど、でも、きっと、一番好きだ。
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この池津さん、たまんない。
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面白かった。笑う。
事物に意味を求めないという松尾スズキの哲学、すげーなーと思わされた。
あとがきがくそかっこいい。 -
大人計画の功。
色々な意味ですばらしいな -
松尾さんってかんじ。
写真が載っててうれしかった。 -
「エロスの果て」あたりからの大人計画しか知らないので役者の方の名前を見てイメージを補完しようと思ったのだけど、知らない役者の方の名前もたくさんあるなあと。脚本のみでも面白かったけど後半わかりづらい部分もあったので実際に見てみたかった。やっぱり演技や音楽などもないとなあという感じ。
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上演ビデオを観ていないので評価しづらいです。下馬評では傑作との評判高く、戯曲を読むかぎりでも前半第1部はかなりいいのですが、後半はなにがなんだかわからないカオス世界で解釈不能(笑)。映像が観たくてじれったくなります。
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体力のあるときに読まないと死にます