カービン銃の妖精

著者 : ダニエル・ペナック 平岡敦

• 白水社 (1998年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[saigehanさんの感想 · 2021年12月14日]

カービン銃の妖精うーん。好きなシリーズだし楽しいんだけど、なんか物足りないぜ。主人公が出てこなすぎ。警察のターンが多くて。三作しかないこのシリーズなんだけど、なんかサザエさんとかテレビ付けたまま料理作っていたら、だいたい内容はわかったけど、細かいところまではわからないまま終わっちまったぜ、という感じでした。今回は必要以上に「ジュリー（主人公の彼女、今回はずっと意識不明）のおっぱいがどうの」っていう内容が多くて、もっとエピソードを入れ込んでくだされや、と思いました。

[なーさんの感想 · 2015年3月2日]

バンジャマン・マロセーヌの第二弾。
まとめて借りてきてヨカッタ★シアワセ～

今度は連続老女殺し、それを追う刑事殺し、老人狙いの麻薬組織、追うジャーナリストの拷問＋遺体破棄、などてんこ盛りなんですが、それ以外の部分が面白すぎて。

現れる女たちは強引だし、
家族たちは好き勝手にハチャメチャだし。
born -under-a-bad-starな主人公に
喜びを感じてしまう私ってこんな酷いヒトだったの、と
再発見してしまった・・・

[マチコさんの感想 · 2004年10月16日]

「人喰い鬼のお楽しみ」続編