色彩の秘密 (文庫クセジュ 165)

著者 : マルセル・ボル ジャン・ドゥルニョン 稲村耕雄

• 白水社 (1955年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[室蘭工業大学附属図書館おすすめ電子ブックさんの感想 · 2022年8月2日]

【電子ブックへのリンク先】
https://japanknowledge.com/lib/display/?lid=8021001650000
学外からのアクセス方法は
https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_db.html#db01-01
を参照してください。

[adlibさんの感想 · 2015年7月30日]

　
──　マルセル・ボル ジャン・ドゥルニョン／稲村 耕雄・訳
《色彩の秘密 195504‥ 白水社》文庫クセジュ165／1978 岡山丸善
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4560051658
　
　稲村 耕雄　色彩学 19081221 東京 19670424　58 ／東京工業大教授／分光化学
　
（20150729）
　

[きせこさんの感想 · 2012年9月18日]

色彩について物理学や生理学の観点から記述された一冊です。
翻訳書のせいかフォントのせいか、内容の割に読みづらい部分がいくらかありました。
また特に色名の絡む説明については外部に参照する必要があったので多少面倒ではありました。
しかし視覚や色彩について一歩踏み込んだ知識が得られ、現象とそれを説明する法則への理解が幾らか得られたように思います。
多くの人々によって行われてきた視覚と聴覚の対応付けは理論的な根拠を欠いた単なる期待に過ぎない点だとか、色彩というものは思った以上に非対称的な性質を持っているといった点が印象的でした。