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- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560057230
作品紹介・あらすじ
インド教の起源は遠くヴェーダの時代に遡り、その流れは現代まで続いている。インド教の文献、神話、祭式、慣習、哲学はインド文化の集大成である。本書はそれらについて正確な概念を与えインド教の分派、仏教との関連、歴史的発展、さらには現代の様相について解説している。
感想・レビュー・書評
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インド教、つまるところヒンズー教の文献、神話と信仰、思弁、宗教行事、宗派等を広範に論じた本。現代ではヒンズー教に関する本がたくさんあるが(それでも西欧の宗教からしたらまだ足りないが)、発刊当時(1960年発行)の事を鑑みれば、画期的なヒンズー教入門だろう。本書の扱う範囲は、タイトルが「インド教」であるにもかかわらず、インドにある宗教一般ではない。本書ではインドに存在する仏教、イスラム教、シーク教、ジャイナ教はたまた精霊崇拝者や少数ながら存在するキリスト教、パーシー教は主な話題としては採り上げられない。つまるところ、ヒンズー教に関する本である。
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