から騒ぎ (白水Uブックス (17))

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560070178

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    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/TW00042101

  • ベネディックとビアトリスの丁々発止のやり取り、警吏の絶妙な言い間違い、さりげにいいところを持っていく修道士など、魅力的な脇役たちが主役を張る、たいそう楽しい喜劇。

  • ダジャレを訳す小田島雄志は凄い。

  • 原題: Much Ado About Nothing

  • ベネディックとベアトリクスの会話が大好き。テンポがよくて言葉遊びも楽しい。

  • から騒ぎ。

    さんまのやってる「恋のから騒ぎ」はこの作品のもじり。。。

    前者は"Much ado about nothing"

    後者は"Much ado about love"

    訳は小田島雄志。

    この人の訳は、劇的生命を失わないと思う。

    極めて軽快。例示↓

    A "Note this before my notes;
    There's not a note of mine that's worth the noting."

    B "・・・(omit 1 line) ・・・
     Note notes, forsooth, and nothing!"

    訳は次の通り。

    A 節をつける前にお願いのふしがあります 
     私の節に不審な点がありましても不問にふして下さい

    B これは不思議なことをきく。不問にふせというが
     節まわしは譜面にふしてあるではないかな。


    他にも「あなたがたのからかい文句はからしがきいてなくて
    からっきしだめだ」とか。


    それでいてさらっと鋭いことを書く。

    「この胸を刺しつらぬいてくれ、誰でもいい!」

    どきっとするじゃない。

  • 高校生。
    高校の図書館。

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著者プロフィール

イングランドの劇作家、詩人であり、イギリス・ルネサンス演劇を代表する人物。卓越した人間観察眼からなる内面の心理描写により、最も優れた英文学の作家とも言われている。また彼ののこした膨大な著作は、初期近代英語の実態を知る上での貴重な言語学的資料ともなっている。
出生地はストラトフォード・アポン・エイヴォンで、1585年前後にロンドンに進出し、1592年には新進の劇作家として活躍した。1612年ごろに引退するまでの約20年間に、四大悲劇「ハムレット」、「マクベス」、「オセロ」、「リア王」をはじめ、「ロミオとジュリエット」、「ヴェニスの商人」、「夏の夜の夢」、「ジュリアス・シーザー」など多くの傑作を残した。「ヴィーナスとアドーニス」のような物語詩もあり、特に「ソネット集」は今日でも最高の詩編の一つと見なされている。

「2016年 『マクベス MACBETH』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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