カモメに飛ぶことを教えた猫(改版) (白水Uブックス)

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560072233

感想・レビュー・書評

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  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/745400

    銀色のつばさのカモメは、ハンブルクのとあるバルコニーに墜落する。そこに居たのは1匹の黒猫。瀕死のカメモは、これから産み落とす卵を黒猫に託す前に、3つの厳粛な誓いを立てさせた。

    劇団四季のミュージカルも人気。世界で愛されてきた物語。

  • カタカナの地名が全然わからないけど、この本読むだけで世界一周できちゃいそう!大海原の上の空を舞ってる気分♪
    訳の河野万里子さんはなんと星の王子さまの翻訳家さんでもある!

  • (特集:「先生と先輩がすすめる本」)
    花粉症の季節、週末の外出が億劫な皆さんにお勧めします。劇団四季の公演パンフレットでこのタイトルを知ったのは最近ですが、日本での初版は1998年です。クロネコのゾルバがカモメのケンガーと交わした三つの約束を守るために、仲間のネコたちと人間の助けを借りながら奮闘する心温まるストーリーです。読んで行くにつれて、この物語の「奥深さ」に気づくでしょう。空気清浄機を抱きながら、ゾルバの知恵と勇気ある冒険を思い浮かべ、ハラハラしながら立ち止まらずに読んで下さい。明日から自分とは違う者に優しくなれるかもしれません。
    (教員推薦)

    ↓利用状況はこちらから↓
    https://mlib3.nit.ac.jp/webopac/BB00554256

  • コミカルでチャーミングなこの物語には沢山の教訓が詰まっている。国境や人種、種別の壁を乗り越えて愛し合えること、交渉による解決が可能であること、全力で挑戦することの大切さ。ラストのゾルバがフォルトゥナータを見つめるシーンにホロリときた。

  • 劇団四季がオリジナルミュージカル化したとのことで読んでみた。
    「私たちは、私たちと違う、カモメの君を愛しているだよ」

  • かわいい話ではあるが、特に心を動かされるというようなことはなかった。異なる種族を愛することとか、仲間の助けを得ながら努力する、などを言いたいのだろうが、期待したほどの説得力はない。猫賛歌。

  • 猫のゾルバが親切で誠意があって良い。

  • 今、目の前にいる「フォルトゥナータ」に、誕生日にプレゼントした、一番好きな本

    「改版」になって、劇団四季の舞台の帯が付いていました

    ゾルバの背中の星が気になるという『ケンガー」さんとの会話の中、このスペインのアニメに出会えました

    https://youtu.be/nRmfxJ7vXUc 

    se so volare
    「空を飛べたら」
    e' soio merito vosttro
    「それは、あなたのおかげです」

    今、一番言ってもらいたい言葉が、そこにありました

    フォルトゥナータのその言葉に、ゾルバみたいに格好良く、
    「飛びことができるのは、心の底からそうしたいと願った者が、全力で挑戦したときだけだ」
    って言ってあげられるかなぁ…

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著者プロフィール

1949年、チリ北部のオバージェに生まれる。アナキストであった祖父
の影響をうけて若くして社会主義運動に参加(祖父の話は『パタゴニ
ア・エクスプレス』に詳しい)73年、アジェンデ社会主義政権を倒し
たピノチェト将軍による軍事クーデタの後逮捕され、南部テムーコの
刑務所に入れられる。二年半の服役の後、アムネスティの努力で釈放
される。80年からドイツのハンブルグに居を定め、そこでジャーナリ
スト・作家活動を始める。89年発表の『ラブ・ストーリーを読む老
人』や96年の『カモメに飛ぶことを教えた猫』がヨーロッパ諸国でベ
ストセラーになり、新しい世代のラテンアメリカの作家として注目を
集めている。

「1999年 『センチメンタルな殺し屋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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