小田島雄志のシェイクスピア遊学 (白水Uブックス 1006)

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  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560073063

感想・レビュー・書評

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  •  ちょっと前に小田島先生の「ぼくは人生の観客です (私の履歴書)」を読んだのですが、少々欲求不満感が残ったので、改めて先生の「シェイクスピア」に関する本を読んでみたくなりました。
     1590年の「ヘンリー6世」から1613年の「ヘンリー8世」まで、すべてのシェイクスピアの作品をスコープにいれた小田島流の解説が楽しいですね。

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    所在番号:930.285||シエ
    資料番号:10200046
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  • シェイクスピアといえば小田島雄志――とは、あまり最近聞かないけれど、これは筑摩文庫から新訳が出始めたせいだろうか。
    ともあれ、まずは坪内逍遥、それからえーっと…あの脚本の人で、小田島さんは日本のシェイクスピアでは順番的に三番目だろうか。門外漢なので、嘘かもしれない。ごめん。
    白水社から出ているシェイクスピア全集は少なくとも小田島さんの訳で、やはり、現在一番読まれているのではないだろうか。その小田島さんの書くシェイクスピア裏話なので面白くないわけがない。
    『ハムレット』の名台詞「To be,or not to be」の訳から、ヴィクトリアン・エイジの演劇作法まで、全くのシェイクスピア初心者が読んでも楽しい内容で、入門書としても最適なことは間違いない。絶対に面白いのだが、人に貸したら返ってこないので、また買わねばならない。

  • <S>読みたい。</S>
    大学7年目。大学先市立図書館。
    興味を持ってから10年くらい経ってます。

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著者プロフィール

1930年生まれ、東京大学英文科卒業。英文学者。演劇評論家、東京大学名誉教授。シェイクスピアの全戯曲37編の個人全訳である「シェイクスピア全集」など訳書多数。

「2018年 『クマのプーさんとぼく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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