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- Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560080832
作品紹介・あらすじ
ルネサンス期に栄華を誇り、フィレンツェとは異なる独自の展開を遂げたヴェネツィア派絵画。ヴェネツィア内外の画家たちの交流と影響関係を克明に追い、ベリーニ、ジョルジョーネ、ティツィアーノ、ティントレットなど、約200点の図版を鑑賞しながら辿る、ヴェネツィア派絵画入門の決定版。
感想・レビュー・書評
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日本ではあまり馴染みが無い、ルネサンス・ヴェネツィア絵画の良き入門書。
やや学術的な記載が多いが、ベネツィア絵画の流れを体系的に理解する事が出来る。
ただし、図版は白黒が中心なので、カラー図版を合わせて参照する形で読むことでより深い理解が出来ると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヴェネツィア美術史研究の第一人者であるハンフリーの94年の著書の邦訳本です。
イタリア・ルネサンスといえばフィレンツェを想像することが多いですが、ルネサンス文化が他地域でも興っていたことが簡潔に解説されており、ヴェネツィア派への理解が深まるので入門書に最適です。ヴェネツィア美術の中でも、とりわけ祭壇画がクローズアップされているので、キリスト教絵画に関心がある方にもお勧めです。
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