サムライブルーの料理人 ─ サッカー日本代表専属シェフの戦い

著者 :
  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (259ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560081112

感想・レビュー・書評

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  • サッカー選手しか見ていなかった。たくさんの人のサポートがあって、代表が成り立っていることがわかった。貢献するというのはこういうことを言うのだ。

  • 食に対して徹底的に管理するアスリートのプロフェッショナルたる所以を垣間見ることができる作品。

  • 「食」という字は、「人を良くする」と書く

    ライブクッキング:つくりたてにかなう料理はない、調理の間、コミュニケーションがとれ、客→仲間へ

    外国での調理:厨房スタッフの協力が必要。「料理は世界共通のコミュニケーションツール」「いつも笑顔で対応

    世界各地の人気日本食メニュー 1位照り焼き、2位唐揚げ、3位ラーメン

    料理:「つくる私が疲れていたり、不機嫌だったりすると料理にもそれがでる(手抜きやおざなり)」

    世界での和食の広がり:半世紀以上前から食品メーカー(キッコーマンなど)の市場開拓の努力

    食事会場で、ベテラン選手が積極的に若手を食事に誘う。

  • 食という字は、人を良くすると書く 9

    どんな仕事でも楽しくやろうと心がける 13

  • 著者がFOOT×BRAINに出演していたのに興味を持ち、読みました。
    日本代表専属シェフの海外遠征中の活動を中心に描かれていて、非常に興味深かった。
    あれだけ活躍した日本代表は選手だけじゃなくて、裏方での支えが本当に大きかったんだなと感じた一冊。

    巻末のレシピで何か試そうかな。

  • サッカー日本代表の帯同料理人・西芳照氏のルポ。

    限られた時間・設備・食材で、いかに最良の結果を出すか。
    その細やかな心配りや創意工夫はまさに「プロフェッショナル」の仕事。
    現地のシェフ達との交流や、先乗りして食材調達しようとしたらガーン!アクシデントが!みたいなエピソードまで、純粋に「帯同料理人」という職業についての本として楽しめます。勿論、サッカーファンなら尚更かと。

    「絆」とか「みなさんに支えられて」とか、あまりに数多く言われ過ぎて、一歩間違えば社交辞令にすらなってしまいかねない言葉を、深く納得させられた一冊です。

    裏表紙の、JFAの八咫烏マーク入り調理服が超かっこいい。

    サッカー小僧は絶対読んどけ!

  • 2010年の南アフリカサッカーW杯日本代表の専属シェフが記した本。
    作家じゃないから、内容はそれなりだけど、縁の下の力持ちが組織を支える構図がよくわかる。

  • 日本代表に興味がなければ面白くないと思う。日本人も著者らしく俺が俺がという感じではなく配慮がみられる文章だったので行間を自分で読み込めるほどの代表に関する知識や文章読解量がなければ真の理解ができないのでもったいない。

  • 昨日のWC予選の試合を見て思い出し、4時間ほどで完読。試合内容はショボかったけれど(苦笑)この本の内容は面白い。
    いわゆる「舞台裏」の話って「表(おもて)」を知っていればいるほど面白いかもね。

  • 783.47 ニ 登録番号8310

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著者プロフィール

1962年福島県生まれ。2004年以降、サッカー日本代表の専属シェフとして海外遠征試合に帯同する。著書に「サムライブルーの料理人 サッカー日本代表専属シェフの戦い」など。

「2014年 『サムライブルーの料理人 3・11後の福島から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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