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- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560083321
感想・レビュー・書評
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「大晦日どう考えても大晦日」
落語好きなら掛取りなど暮れの風景を題材にした噺で馴染みあるこの句は、五代目柳家小さんが噺家の川柳同人による鹿連会の即席川柳会でこさえたものらしい。
同会で彼らが作った川柳や有名な噺に出てくる川柳を紹介、巻末には掲載した川柳の索引もついている。
作者の落語観や知識には疑問符がつく処もある(志ん生と馬生の貧乏の違い、圓生から受ける云々、ら組は雲助以前にも彦六たちもネタにしてる等)し全体の構成にまとまりがない気もするが、落語の中に出てくる川柳に興味があるなら読んで損はないと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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