1941年スウェーデン生まれ。14歳のときニューヨークの博物館で剥製のオオカミと出会い、野生への強い憧れを抱く。1967年、北ドイツのリックリングに囲い地をつくり「アンファ」を育てる。1971年そこでの研究で博士号を取得した後、バイエルン森国立公園に移り、広大な野外囲い地をつくるなど、様々な研究プロジェクトを指導する。ドイツや北米での観察ばかりか、世界自然保護寄金「WWF」の委託によりイタリア最後の野生オオカミの生態調査を行うなど、その活動範囲はきわめて広い 。
「2017年 『オオカミ(新装版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」