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- Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
- / ISBN・EAN: 9784560094501
作品紹介・あらすじ
中世キリスト教世界の成立に決定的な役割を果たした地中海都市の歴史を、主要な人物と美術の分析をまじえて描く。ダフ・クーパー賞受賞。
感想・レビュー・書評
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ラヴェンナの栄光の時代、400年頃から800年頃までを扱う。ガッラ・プラキディア、東ゴートのテオドリック王、ユスティニアヌス大帝、さらに歴代のラヴェンナ司教や逸名の世界誌家、カール大帝などーーラヴェンナに大きな足跡を残した人物を軸に歴史が描かれる。ラヴェンナから見たローマ、ビザンツ、東ゴート、教皇、フランクの歴史とも言える。一つ一つの章を積み重ね、ヨーロッパの誕生につながる終章へと導く記述。聖ヴィターレのモザイクもヨーロッパ誕生に関わる重要な要素であった。ラヴェンナはまさに「ヨーロッパという合金を生み出した坩堝」だったのだ!
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