ポリー氏の人生 (エクス・リブリス・クラシックス)

  • 白水社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784560099124

作品紹介・あらすじ

「SFの父」が自身の青少年時代を投影し、下層中産階級の苦悩をコミカルに描く。作家自ら、最愛の作品と認める自伝的長篇。本邦初訳。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった

  • 前半は正直退屈だったが後半のとある事件からは、なにもかも予想外w 怒涛の展開に驚愕のまま、とてつもない静寂のエンディングがおとずれる。やっぱり「絶倫の人」は読まねばなるまい…

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著者プロフィール

1866~1946年。英国の作家・社会活動家。『タイム・マシン』『モロー博士の島』『透明人間』『宇宙戦争』などの小説で「SFの父」と称される。フェビアン協会に参加し、国際連盟の提唱、人権の遵守、英国の社会問題に取り組んだ活動家でもあった。また、第一次世界大戦前に作品で原子爆弾を予見したとされている。1910年に発表された本書は、代表作『キップス』同様、虐げられた者への深い同情と格差社会への強い憤りを表明している。英『ガーディアン』紙は本書を「古今の名作小説100」に選出、ウェルズを主人公にした伝記小説『絶倫の人』の作家デイヴィッド・ロッジは、ウェルズ作品のトップ・テンに選出している。

「2020年 『ポリー氏の人生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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