- Amazon.co.jp ・本 (301ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562032709
作品紹介・あらすじ
ものを見たり、考えたり、感じたり…わたしたちの脳内で起こっている精神活動のプロセスと、脳の生物学的メカニズムとの関係を、最新画像や具体例をもとにわかりやすく紹介する脳の図鑑。
感想・レビュー・書評
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この本を読んで、わたしが涙もろいのは大脳辺縁系が働きやすいのではないかと思った。
大脳辺縁系が関わる感情を伴うことによって記憶に残りやすくなるらしい。無味乾燥な記述は一向に記憶できないけど、感情が動くような記述は記憶できるという最近の実感が裏打ちされた感じ。
感情は4種類。恐怖、嫌悪、怒り、親の子に対する愛情。これらが入り混じって複雑な感情が生み出さられるそう。なんか4つにされるとモヤモヤが妙にスッキリする。とはいえ実際は感情は超複雑である。
恐怖に対する反応は3種類。逃避、懐柔、攻撃。女性は逃避傾向で、男性は攻撃傾向だろうか?いずれにしても人それぞれ。
なぁ〜んだそうなんだ…がたくさんの本である。しかし、読めるようになるまで4、5年かかった。
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アメリカの医療ジャーナリスト、リタ・カーターが書いた脳に関するドキュメント。
資料として用いるには難があるものの、脳に関する基礎的事項から高度な内容までが大変分かりやすく書かれており、脳について興味のある人が最初に手に取るのに最適な読み物です。 -
私の迷いを払ってくれた一冊。
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奇天烈な博物館をのぞいたような気持ちにさせてくれる、
非常に読みやすい脳科学読み物です。
脳のどこそこがおかしくなった結果こういうことができなくなっちゃった、
みたいな事例ベースで進められているので、
専門知識がなくても楽しく読み進められるんじゃないでしょうか。
ビジュアル面も充実していますしね。
まぁ、問題があるとすればやや古いことくらいですが、
読み物としてはぜんぜん問題ないレベルだと思います。
率直に、おもしろいですよ。 -
おーもろい。
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人間の心理及び行動(心理学)と、脳の働き(脳科学)の関係を記した解説本。図解があるおかげで解り難くなりがちな内容もためらいなく読む事ができた。訳本なので所々ぎこちない部分があったが、読み応えたっぷりで面白い。内容が古くなってきているので新版を出版して欲しい所。
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リタ・カーターの古色蒼然とした取材文はどうかと思いますが、図版の分かりやすさは、このテの脳みそ豆知識本では群を抜き丁寧です。
1999年邦訳版。続刊アリ。
「人体の不思議展」といいこの本といい、養老センセは監修に回ると、ホントにいい仕事をされる。
なんだかジジイの妄言みたいな新書版エッセイ本なんか出さずに、専門的な監修(SMEってゆーらしいです)をたくさんしてくれればいいのにぃ。 -
図表が美しい。眺めてるだけで楽しめます。
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後輩から借りた。おもしろいし、読みやすい。ただ、もう少し、詳しく知りたい。
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ものを見たり、考えたり、感じたり…わたしたちの脳内で起こっている精神活動のプロセスと、脳の生物学的メカニズムとの関係を、最新画像や具体例をもとにわかりやすく紹介する脳の図鑑。