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- Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562039647
作品紹介・あらすじ
台湾から日本に向かった100億円規模の密輸品を積んだ小型機が、台風直撃を受けた沖縄海上で、通信中に消息を絶った。"組織"の懸命の捜索にもかかわらず、密輸品はおろか壊れた機体の一片さえ見つからない。ふっつりと消失してしまったかのように。やがて追い詰められた"組織"は人質をとってジャンボ機をハイジャック、台湾への逃亡をはかるのだが-。ハイジャック犯を"無力化"するために操縦席から機長がとったある行動、そして"消失"した機体の行方は…。ベストセラー『機長からアナウンス』『査察機長』の著者によるリアル航空サスペンス。
感想・レビュー・書評
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以前に読んだが再読。忘れていて面白かった。サスペンスだけでなく、推理の要素もあり(少し単純だが)。作者は、本物のパイロットなので、書き方は堂に入ったもの。今回は、2005・10の新装版であるが、その後書きで、現在(2013)の尖閣問題を、(機体消失)ならぬ、(領土消失)と表現して、心配している、その先見性はお見事。
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