- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562044139
感想・レビュー・書評
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ヒーローが過去に負った顔の傷。それがヒロインとどう繋がるのかを彼女が知った時ヒーローは立ち直れるんかいな?と思ってたんだけど意外とあっけなかった。ヒロインも差し押さえられた昔の家がいつの間にか自分名義になっているという手紙を読んで、なんとなく察していたからかな。ヒロイン友人の一人がコレラで亡くなったのは残念。そして感染してたヒロインを隔離棟から連れ出し、仏から英に連れ出すのはどうなの?いいの?エピローグでは運命の書の呪縛から解き放たれた3兄弟近況。みんな幸せに!!
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マッカリック 3 兄弟のシリーズ 3 作目、マッカリック長男のイーサンの話。ヒロインはイーサンの過去と繋がる苦労人の娘さんです。
この話を楽しむためには、シリーズの前 2 作を読んでおかないといけません。これだけ読むと星は 2 個でもおまけなくらい。物語の鍵となる呪いのことも、ヒーローの人格形成の鍵となる母親の態度やその原因も、この作品ではこれっぽっちも語られないからです。それらの大前提がこの本だけではちっともわかりません。前 2 冊分の前情報があった上で読むと、ダメな男とその男のせいで苦労したお嬢さんのすったもんだがようやく楽しめます。
二作目の途中からと平行して進んでいるので、前 2 冊とは続けて読むことをおすすめ。 -
〈マッカリック兄弟シリーズ 3〉マッカリック長男ヒーロー。パリからやってきた因縁相手の娘ヒロイン。顔に傷があり兄弟の中で一番凶暴そうだったヒーローのイメージがガラガラと崩れた。それにこのシリーズ1と2と続いてた『運命の書』が本作ではまったくと言っていいほど出てこない。えええーっ。二人のロマンスの前に大きく立ちふさがるのはヒーローの過去のせい。『運命の書』なんてまったく関係ないお話になっている。ヒーローのメロメロぶりと迷走ぶりが楽しめる。