- Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562044573
作品紹介・あらすじ
街に夜ごと現れる、謎に包まれた〈セントジャイルズの亡霊〉。
ある晩、馬車を走らせていた貴婦人イザベルは、けがを負った〈亡霊〉を見つけて屋敷に連れ帰る。
夜明けを待たずに姿を消した正体不明の男性に、なぜかイザベルは不思議な魅力を感じた――。
その数日後、貴婦人たちが支援する孤児院の経営者で、庶民男性の心優しいウィンターを社交界入りさせることになり、
その指南役となったイザベル。
会話やダンスのレッスンを重ねるうちに、互いの孤独な心に気づき次第に惹かれあっていくが……。
感想・レビュー・書評
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読みやすく、身分違いの恋のドキドキも素敵で、私はこの話が好きです。
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夜ごと街に現れる謎に包まれた〈セントジャイルズの亡霊〉。
ある晩、馬車を走らせていた貴婦人イザベルは、怪我を負った〈亡霊〉を見つけ屋敷に連れ帰り手当てをする。夜明けを待たずに姿を消した正体不明の男性に、イザベルはどこか不思議な魅力を感じた。
その数日後、彼女を含む貴婦人たちが支援する孤児院の経営者で、庶民男性の心優しいウィンターを社交界入りさせるため、イザベルが指南役となることに━
会話やダンスの手ほどきを重ねるうちに、互いの孤独な心に気づき惹かれていく二人。
しかしウィンターは、身分も高く美しいイザベルを前に自分の気持ちを押し殺していた。
しかも彼には誰にも言えない秘密があり━━
〈メイデン通り〉シリーズ第四作。
資金を出せば口も出してくるのはわかってたけど、孤児院の経営者をすげ替えようとするのにはイライラしかしない-
実務は任せて資金調達のための代表かつ営業ならわかるけど。新しい、飽きたらすぐ誰かに渡すおもちゃみたいな扱いなのがまた!
このカップルが今まででいちばん応援したくなる二人だったよ-
ウィンターの姉たちは、それぞれが相手と結ばれて資金面では助けになってるけど実務からは離れちゃったので、愛情深い二人が引き継ぐことになって良かったと。
そりゃあスカーフ1枚では誤魔化せないよね-
もうひとりいた!けど、そちらはどういう経緯で〈亡霊〉になったんだろう…
シリーズ全巻手元にあるので、続きもぼちぼち読んでいきます- -
年下格下バンザイ
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メイデン通りシリーズ 4
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清廉潔白、品行方正、自己犠牲精神なお兄ちゃんが未亡人の手にかかりhotオスになるw
文中の「道化師の亡霊物語」の話が良い 恋人をとり戻すのに必要なもの “愛の紐” “悲しみの詰まった小瓶” “希望” -
メイデン通りシリーズ第四作。
男爵未亡人×孤児院経営者(第一作、第二作ヒロインの兄弟)。
前作で判明した亡霊も絡んできます。
ところで、亡霊に関しては新たに驚きなことが判明。
次作で詳細が分かるのかな?
一作目ヒロインのテンペランスが
貴族社会で苦労している様子も、
伝聞の形で読めます。
追記 実は一作目から、ある人物を疑ってました。亡霊ではないかと。