女神は木もれ陽の中で (ライムブックス ホ 1-13)

  • 原書房
3.29
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本棚登録 : 27
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (449ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784562044696

作品紹介・あらすじ

《メイデン通り》シリーズ第6弾。2014年RITA賞ノミネート作!
貴族の娘でありながら両親を早くに亡くし、親戚で大富豪のブライトモア伯爵のもとに身を寄せて、
従妹のコンパニオンを務めているアーティミス。
ロンドンの貧民街セントジャイルズでならず者に襲われそうになったところを、
〈セントジャイルズの亡霊〉と呼ばれる謎の男に助けられた。
男は去り際に認印つき指輪を落としていったのだが……。

感想・レビュー・書評

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  • ヒロインが自分のことしか考えていない行動が多いのと、性格に難のある仕えていた女主人の結婚候補を奪うというところが好きになれない。ただ、慎みなく裸足で歩いたり、スカートをあげたり、分別ない言葉だったりヒロインの良い所がなく、ただ可哀想な子だった描写しかなく、同情もとくに感じないし、ヒーローと寝る時間あったら弟の看病しなよとしか思えなかった

  • アーティミスは貴族の娘でありながら両親も財産もなくし、親戚の大富豪の伯爵のもとに身を寄せ、従妹のコンパニオンを務めている。
    ある夜、従妹とアーティミスは、ロンドンの貧民街セントジャイルズでならず者に襲われそうになったところを〈セントジャイルズの亡霊〉と呼ばれる謎の男に助けられた。去り際に彼が落としていった印章付きの指輪をアーティミスは密かに保管する。
    男の正体は、ウェークフィールド公爵マキシマス。彼はセントジャイルズで殺された両親の敵をとるため長年亡霊として活動していた。一方で、公爵家にふさわしい令嬢との婚姻を考え、アーティミスの仕える伯爵令嬢にめぼしをつけていた。
    マキシマスが私邸で開いたパーティーでアーティミスと急接近し━━


    今まで読んだシリーズの中でいちばん好みでした-
    実際の身分差は違えど、個人対個人では対等━というか女神を崇拝するかごとくな公爵、な逆転さが面白い。

    お互いが惹かれつつも、別の目的もあり、甘いだけじゃなく緊張感ある関係なのも良いと。

    ゴシップを面白がる外野はいるけど、身近な人達が忠告してくれるのも、二人の今までの身分に合った行動をしていて好かれているからなのが分かってるから…でも暴走してしまうのが切ない…

    ペネロピの手綱をちゃんと握って操縦してるスカーバラ公爵も素晴らしい-年齢差がおおらかさに繋がって、性格に難ありなペネロピと相性良さげだな-と。

    またエピローグ、次巻の予告が上手い!
    今まで何度も登場しつつも何をしてるか職業が謎だったメークピース家次男エイサと、今回のヒロイン・アーティミスの双子の弟アポロに謎のモンゴメリー公爵が現れて…引きが上手い!
    気になるに決まってる-

  • メイデン通りシリーズ6

  • メイデン通りシリーズ第6弾。没落貴族でコンパニオンと傲慢公爵。この公爵が3人目の亡霊だということはすぐに判明するんだけど、それをネタにヒロインがヒーローに半分脅しをかけるようにグイグイいきます。おとなしいお嬢さんかと思ってたけど実は強い女性でした。こういうヒロインは好きです。ヒーローは最初からヒロインものにしたくて仕方がない感がよかったけど、別の令嬢と結婚してヒロインは愛人にっていうのがね…最後は当然ハッピーエンドですが。このあとの作品にも亡霊ってでてくるんでしょうか?人物相関図が欲しい^^;

  • このシリーズで一番あまり好きになれないヒロインだった
    わがまま娘ピネロピがヒロインに啖呵を切る ピネの怒る気持ちはわかるよ ウンウン なのに、ピネが悪もんみたくなってるし なんか、ふに落ちない 
    ヒロインの弟が心配 声はもう無理なのか?
    竜騎兵の大尉がどんどん良い人になっていくw
    「ヘルラ王の伝説」リンは子どもだと思って読んでたらえっ、結婚⁉ とまどった(-_-;)

  • メイデン通りシリーズ6作目。
    公爵様の巻なので楽しみにしてましたが...今一つヒロイン・アーティミスが微妙で...。押され気味のマキシマスがちょっとかわいそうだったかな。
    メイデン通りシリーズは、そろそろやめようかな。最近は読むのがしんどくなってきました。

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