- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562049783
作品紹介・あらすじ
中国、イギリス、インドの緑茶や紅茶の歴史だけでなく、中央アジア、ロシア、
トルコ、アフリカのお茶についても述べた、まさに「お茶の世界史」。
日本茶、プラントハンター、ティーバッグ誕生秘話など、楽しい話題もいっぱい。
感想・レビュー・書評
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お茶、紅茶が好きで、お茶全般に関する本をずっと探して出合った良書。
出会いは、キルギス行くにあたり、中央アジアの本を…と図書館で見てたら検索にヒット。
お茶の種類、各地でのお茶の歴史や楽しみ方がさらりとわかりやすく、写真やイラストも多数あって楽しく読める。
イギリスのアフタヌーンティーばかりを記載するのではなく、その歴史、経緯から他国の、特にアフガニスタンといった他のお茶本ではなかなか出会えない国のお茶時間を垣間見れる。
ほっと一息つきながら読める。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00214472 -
紀元前に中国で発祥したお茶がどのように世界中に広がっていったのか、その歴史と経緯についてまとめられた書籍。
緑茶や紅茶、ウーロン茶など様々な種類のお茶が、茶ノ木(カメリアシネンシス)を原料としていて、どのようなお茶になるかは、茶葉の製法によることは初めて知った。
シルクロードならぬティーロードで中央アジアへ。そして大航海時代には喜望峰航路でヨーロッパとイギリスへ。そしてインドへと渡っていった歴史は実にダイナミック。
名前だけはよく聞くお茶のそれぞれの種類の歴史や発祥の地が知れて勉強になった。 -
「お茶」と聞いてすぐに思い浮かぶ中国、イギリス、インドの緑茶や紅茶だけでなく、中央アジア、ロシア、トルコ、アフリカといった世界各地のお茶について述べた本。
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色々な国のお茶の歴史が書いてある本でした。
タイトルのとおり、「お茶の歴史」を追ったもので、イギリス、中国、日本といった「お茶」をテーマに取り上げられがちな地域だけではなく、地球規模でその歴史と現代の各地の茶文化を扱います。著者自身が住んでいたアフガニスタンや、産地として有名なわりにヨーロッパからお茶文化を輸入することになったインドでのお茶文化など、興味深い例も多数紹介されています。 -
お茶好きのための本。11カ国行って、アメリカとオーストリアのぞいたら毎回お茶飲んでたなって思うと、お茶ってすごく深い!!!
将来お茶ツアー行くとか、世界のお茶屋さん開くとかとか、世界が広がる一冊だった! -
3F閲覧室
A/383/713439 -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:383.889||S
資料ID:95140380 -
怪人21面相もびっくり。お茶は、カメリアシネンシズという常緑低木の葉を原料にしているのに、緑茶、紅茶、ウーロン茶などいろいろな色のお茶があり、たしなまれていることだ。
シアトル系と呼ばれるスターバックスを中心としたコーヒーチェーン店が世界進出していく中で、中国やインドと言った従来はお茶の消費量の多かった国でコーヒーの消費が増えている。だからと言って急にお茶の消費が無くなってお茶の文化が消滅となることはない。
中国、日本、朝鮮、インド、ベトナム、ヨーロッパ、アメリカなどのお茶の歴史に触れており、様々な形でお茶が浸透していき、人々を魅了していった過程がよく分かる。お茶がこれからどんな歴史を歩んでいきどう進化していくのか気になる。