- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784562050604
作品紹介・あらすじ
シナモン、コショウ、トウガラシなど5つの最重要スパイスに注目し、古代~大航海時代~現代まで、
食はもちろん経済、戦争、科学など、世界を動かす原動力としてのスパイスのドラマチックな歴史を平易に描く。
カラー図版多数。
感想・レビュー・書評
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資料
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<閲覧スタッフより>
古代のスパイス、中世のスパイス、大発見時代、産業化時代、20世紀以降と時代別になっているのでわかりやすい。今の時代,スパイスはスーパーなどで手軽に買うことができるが、大発見時代にはヨーロッパがスパイスの存在を知り原産地(アジア諸国など)と大貿易を行うようになる。しかしそのうちヨーロッパ諸国が原産地を支配下に置き、挙句の果てにはスパイスをめぐってヨーロッパの国同士がスパイス戦争にまで発展していく過程がわかりやすく描かれている。
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所在記号:619.91||ツア
資料番号:10225000
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<閲覧スタッフより>
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所在記号:619.91||ツア
資料番号:10225000
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特段目新しい内容ではないが、古代のスパイスをめぐる争いから現代のマコーミック社の戦略まで軽くさらりと通して読める。写真や図版が楽しい。
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その名の通りスパイスの歴史をざっくり知れる本。そんなにページもないので入門書として良い。スパイスを使う技術を学びたいのなら他の本の方がいいが。
時間的にも空間的にも幅広い範囲を扱っているが、基本的にはヨーロッパ視点で書かれている。イスラム圏はヨーロッパにスパイスをもたらし、その後競争相手となったのでまだ登場するが、中国の扱いは完全にオマケとなっている。
ヨーロッパの連中がスパイスを求めて頑張るのは、基本的にスパイスは遠くから輸入するものだったからとなる。その結果、大航海時代が幕を開け、アメリカ大陸で悲劇が起きる。子供の頃に欠乏したものを大人になってから際限なく求めるのに似たものを感じる。 -
3F閲覧室
A/619/717708